ドキドキ!!ワクワク!!自然探査
原田篤
兵庫県
淳心学院中学校
中学校1年生
全体説明
ぼくの住む土山には、住宅地で自然が余り無い所ですが、自然が広がる所があります。そこは土山駅を南西に向かって「であいの道」を下って行くと、「であいの森」という所に着きます。その周辺には、五重の塔、大中遺跡など、さまざまな自然が見えてきます。ぼくはここが大好きなので観察路の舞台にしました。「であいの森」にはバーベキューサイトがあり、よく家族や友達とバーベキューをして楽しみました。そして、すぐ横に川があり、よく友達と魚を捕まえに来たりしました。次に橋をわたり少し西に行くと「大中遺跡」という所があり、そこでは土器の発掘体験や、縄文時代の人々のくらしを学んだりできる所です。ここには小学校の校外学習や、友達といっしょに行った思い出があります。次に東に15分程行った所にある池です。そこにはたくさんの魚などがいて、よくつりをしました。これらの様に土山周辺にはたくさんの自然があるので、僕はこの町が大好きです。
観察ポイントごとの説明
(1)
ぼくは五重の塔をスタートとして、川を観察して行きます。ぼくはこの川で何度も、家族や友達と魚を捕りに行ったり、水遊びなどをしによく来ました。小学校の時に友達といっしょに来た時、みんなでがんばって探していると、一瞬ぼくの前を大きな影が通りすぎた。ぼくはおそるおそるその影を追って、川をのぞいて見てみると、そこには大きなナマズがいました。捕まえようとがんばったけど、すばやく逃げられてしまいました。
(2)
次にぼくは少し川を下り、川沿いの草むらを歩いていると、いきなり足に大きな石のような物が当たりました。何かと見てみると、大きな「くさがめ」がいました。あまりの出来事にビックリしたけれど、亀もびっくりして、頭と足をこうらの中にひっこめていました。
(3)
次にぼくはまた、下を少しだけ下ってゆくと、大中遺跡が見えてきました。この大中遺跡はよく小学校の校外学習や友達といっしょに行ったりしました。そこでは、発掘体験や縄文時代の人々のくらしを学んだりできます。大中遺跡を後にしたぼくは木にせみが大量にくっついているのを見つけました。いきおいよくセミにとびかかったぼくは、一匹は捕まえられたものの、他のセミに小便をかけられてしまいました。
(4)
大中遺跡を後にしたぼくは、川を橋で横断しました。その橋にはある工夫がされています。その工夫は橋の横に、たたいたらドレミ……の音がでる鉄板があり、それを順番にたたいてゆくと、一つの曲になります。「であいの森」などに遊びにきたかたはぜひ、この橋をわたって見てください。橋をわたりおえ川沿いを歩いていると、ザリガニが三匹程集まって魚をおいしそうに食べていました。これを見てぼくも急にお腹が減ってきました。
(5)
川から離れたぼくは、東に15分程歩きました。15分がたつと、そこには木のたくさんしげっている所に着きました。ぼくは、その中へ入ってゆき大きく深呼吸をするとすごくおいしい空気で、耳をすましてみると、色んな鳥や虫の鳴き声が聞こえてきました。ふと下を見てると、木の根っこらへんに、カブトムシのオスとメスがくっついていました。ぼくは二匹共捕まえようと思ったけど、デート中にじゃまをしてはいけないと思い見のがしました。
(6)
林を抜けたぼくは、さらに東に5分程歩きました。5分がたつと大きな池が見えてきました。その池は大きいけれど、特にキレイなわけでもないんですが、この池にはめだかやこい、ふなにどじょう、なまずにたにしなど、たくさんのさまざまな生き物がすんでいます。なので、つり人などが多く毎日にぎわっています。
(7)
カルガモをよく観察したあと、池沿いに東に2分程歩くと、一人のつりをしていた男の人が、「君、何か観察しているのかい?ほんなら、このふなを見せてあげるよ」と言われ、「ありがとうございます」と言ってありがたく観察さしてもらいました。最近では、ブルーギルやブラックバスなど、たくさんの外来種の魚が日本に生息しており、日本の魚が外来種に負けて日本の魚がへってきているので、困ったなと思います。
(8)
おじさんから良い観察をさしてもらい、きげんの良いぼくは次に北へ十分程歩きました。ぼくは大分力が無くなってゆき、お腹が減ったなぁ~と思いとぼとぼ歩いていると、いきなり目の前が黄色になり、何事かと思いよく見てみると、そこには、あたり一面のひまわり畑が広がっていました。その上の空では、スズメやツバメなどが気持ちよさそうに飛んでいました。ぼくはその飛んでいる姿を見て、ぼくもひまわりの上を飛んでみたいなぁ~と思いました。
(9)
ひまわり畑を見て元気の出たぼくは、さらに北に5分程歩くと、まだ水のはってある田んぼがありました。ぼくは一瞬、小学校の時にした田植えや、稲刈りや、どろんこ遊びなどが頭の中をよぎりました。ぼくはなつかしくて水に手をつけてみました。すると、すぐ横にゲンゴロウがいて、気持ち良さそうにスイスイと泳いでいました。横ではカエルがピョンピョンはねていて、田んぼの生き物は、夏はみんな気持ち良さそうです。
(10)
最後にぼくは、西に10分程進んで行きました。8分程たつと、ゴールの目印となる五重の塔が見えてきたので、ぼくは走ってゴールを目指していきました。最後にゴールしたときは、青すじアゲハがぼくを迎えてくれました。もし、五重の塔に来るという時があれば、春が一番です。その理由は、春には公園の木が桜で満開になり、ぼくはよくここで家族と友達といっしょにお花見に来て、毎年、にぎわっています。