平和台公園 散歩が楽しい植物の道
片山由樹子
宮崎県
宮崎県立宮崎西高等学校付属中学校
中学校2年生
全体説明
平和台公園は、とても空気がきれいな、とても広い公園です。色々な種類の植物や昆虫がいます。しかし、危険な昆虫や植物もいたりします。
夏のすごく暑い日に公園にいくと、カラスがすごく大きい鳴き声を出しながら、日かげに集まってきています。日かげには、黄色と黒のヘビが舌を出したり入れりしながらうごいています。
展望台から景色をながめると、気持ちい風がふいてきて、ながめもとてもいいので、とてもたのしいです。展望台からは、近くの町の建物などがすべて見えます。
この公園での一番のお気に入りは、「せせらぎ水路」です。ここには、カワニナや小さい魚たちが住んでいます。5月ごろには、幼虫のころ、カワニナをエサとして成長したホタルが見えます。平和台公園は、とてもいい所です。
観察ポイントごとの説明
(1)の場所は、平和の塔の裏を通って、小さい子などがよく遊ぶ日かげの公園のすぐそばの道にあるつつじです。宮崎では、四月ごろに満開になり、道全体がとても明るいピンク色になります。
ここには、つつじ以外にも、たくさんの花があります。例えば、タンポポは、ちょうど四月は綿毛の時期なので、風が吹くと、白い綿毛がふわふわ飛んで、とてもきれいです。
(2)の場所は、はにわ園になっていて、5月ごろのちょうどゴールデンウィークのころにゲンジボタルやヒメボタルが何匹か飛んでいます。
たくさんのはにわの横には、たくさんのひがん花が咲いています。夜、闇の中にある真っ赤なひがん花は、きれいだけど少し怖いです。ハチが多いので、注意しないといけません。
(3)の場所は、この平和台公園の中でいちばんのお気に入りの場所です。春は、つくしでいっぱいになり、思わずつみたくなりますが採取は禁止されています。夏の暑い日でも、ここの水はつめたいです。
大きい岩がいくつもあるので、そこに座って、きらきらと光っている水を眺めながら休けいをしたり、お弁当を食べるのもいいです。
(4)の場所は、春になると大量の花粉を出してたくさんの人が困るスギがあります。スギは、平和台公園の中には、どこの場所にもすごくたくさんあえているので、花粉が苦手な人は、マスクがいるかもしれません。しかしスギがいっぱい生えて、日かげになっている葉と葉のすきまから光が差し込んでくるのはとてもいいです。
(5)の場所は、サッカーや犬とおにごっこなどができるくらい広い面積がある芝生の広場です。よく、犬の散歩に来た人たちが、犬と一緒にボール遊びをしたり、鬼ごっこをしたりして、楽しんでいます。オオバコがたくさん生えているので、平和台公園に行ったときに、妹とオオバコであそんだりしています。春は、きれいなスミレが咲きます。
(6)の場所は、「シイ」という種類のドングリが、たくさん生えています。ちょうど、展望やぐらに登ったときに見えます。よく、どんぐりのぼうしを拾ったり、ぼうし付きのどんぐりを探したりしています。しかし、虫がとてもたくさんいたりするので、注意した方がよいです。
(7)の場所では、いちょうがたくさんあり、緑色だった葉っぱが、秋になるにつれてどんどん黄色になっていって、それを見るのがとても楽しいです。
ぎんなんが地面に落ちると、それをふんでしまう人がたくさんいて、ふまれたぎんなんのにおいがすごく臭くて、大変です。
(8)の場所は、もみじがとてもきれいです。秋になると、だんだんとみどり色から赤色に変わっていきます。
近くで、少し気持ち悪いがらの体をした大きいカエルがないていたり、池にある岩にカメが何匹かいたりすることがあります。よく帰りにここの池をながめながら帰ります。
(9)は、シダがたくさん生えています。シダも、平和台公園の中に、日かげの場所にたくさんあります。シダの葉っぱの裏側に、黒くて小さなつぶつぶがくっついていることがあり、初めて見たときは、虫か虫の卵かなぁなどと思いましたが、これは、シダの胞子でした。
最後の(10)の場所は、とても背の高いマツの木がびっしりと立っています。まつぼっくりの季節になると、ふつうのまつぼっくりの大きさではない巨大なまつぼっくりが降ってきて、毎年取に行きます。巨大なつぼっくりだけではなく、小さいまつぼっくりや、中くらいのまつぼっくりなどもあり、大きさ順にならべると、兄弟みたいでとてもかわいいです。