よんなぁ よんなぁ 足任せの旅
大村 加奈子
沖縄県
座間味村立慶留間中学校
中学校1年生
全体説明
青く透き通ったケラマブルーの海。たくさんの鳥達が住む緑の山。このような豊かな自然に囲まれた島で、私は暮らしています。この十三年間、慶良間島で生活して気付いたことは、自然だけでなく生き物達も豊かだということです。昆虫や野鳥、植物に魚類。天然記念物のケラマジカもいます。
もちろん、慶良間島ではない他の場所でも、たくさんの生き物はいます。逆に、島よりもたくさんいます。でも、島には、島にしかいない生き物がいるのだと思いました。それぞれの場所で、それぞれの生き物がイキイキと過ごせる。それが、慶良間島だと思います。
私は、島でまだ出会ったことのない生き物に、会いたいなぁと思います。そのためには、まだ行ったことのない所に行かなければなりません。なので、まだ知らない島の魅力を、これから学んでいきたいと思います。
観察ポイントごとの説明
①このツバメは、私の住んでいる団地の近くにいて、春になるとより活発に飛ぶ。
②イタチは、最近になってよく見かけるようになった。普通は一匹で行動する。
③イソヒヨドリのメスは、住宅地に多くみられ、オスは海の近くでよく見られる。オスの体の色は、青とオレンジで鮮やか。
④ソテツは、島のいたるところに生えている。子供のソテツの葉は巻かれている。
⑤シミは、図書館の古い本の中に多くひそんでいて、とても小さい。
⑥イラブチャー(アオブダイ)は、深い海にいて、とても大きい。
⑦クラゲは、南風が強いときに見られるため、南風のときの海は注意する。
⑧イカは、年中いるが、少なくなる時期がある。その時期は、年によって変わる。
⑨ヒヨドリは、主に二・三羽でいることが多く、キーキーと鳴く。まるでサルのようだと思った。
⑩ヤモリ(ヤールー)は、夜行性で、夜になるとどこからか現れる。オス同士でケンカすることもある。
⑪シジミチョウは、細い道によく見られ、ちらちらと飛ぶ。花にとまっていることはあまりない。
⑫フクギは、とても大きいため、暴風をさえぎってくれる。しかし、夏になると実が落ちてつぶれ、くさくなる。
⑬トンボは、秋になって増えていき、急がしそうに飛ぶ。
⑭ショウリョウバッタは、草の中にひそんでいて、近くを通るといきなりとび出す。
⑮メダカは、近くのドブにたくさんいて、メダカとりのときはこのドブにくる。
⑯スズメは、田んぼ近くにいる。最近は、田んぼでお米を育てていないため、スズメの数は少ない、
⑰ケラマジカは、お宮の近くで見かけることが多く、生えている草等を食べる。最近では、家族も多い。
⑱ススキは、秋になって増えた。となりの阿嘉島までの道のわきに生えている。