花の小道 ~flowers road~
中村優希菜
青森県
青森県立名久井農業高等学校
高校1年生
全体説明
私が通っている名久井農業高等学校がある南部町には、名久井岳や馬淵川などの雄大な自然があります。名久井農業高等学校もたくさんの豊かな緑に囲まれています。
私は、授業で高校の周りを散歩しました。その通った場所は、一度も歩いたことがない私も知らなかった小道でした。周りは山に囲まれていて、片道には水田がひろがっていました。そんな場所で私は、さまざまな花を見つけました。見たことがあるハナも見たことがない花もありました。その小道はとてもきれいで思い出に残りました。
観察ポイントごとの説明
ポイント1
オオイヌノフグリは、ゴマノハクサ科で、西アジア原産の帰化植物です。日なたによくあります。私は青が大好きです。とても小さい青色の花を咲かせたオオイヌノフグリは、私のお気に入りです。小さな頃からよく見た花ですね。
ポイント2
ハルジオンは、キク科で、葉と茎は黄緑色でまばらに毛が生えます。茎はあまり枝分かれせず伸び、先の方で何回か枝分かれして、花をつけます。私はこの花をよく見かけます。この花は淡いピンク色が特徴的でかわいいと思います。
ポイント3
セイヨウタンポポは、キク科でヨーロッパ原産の帰化植物です。あまり季節を問わず、黄色い舌状花を長い期間にわたって咲かせます。いつも道を歩いていると自然と目につく一番身近にある花かと思います。とてもかわいい花です。
ポイント4
ハコベは、ナデシコ科で、背の低い草本で、高さは最大約20cm。茎の株でよく枝分かれして密集した群落をつくります。春の七草のひとつです。私は、この植物を初めて見ました。小さくてかわいいです。白い花も私は好きです。
ポイント5
シロツメクサは、マメ科で、牧草としてヨーロッパから移入されました。よくいろんなところにあります。よく小さい頃、友だちといっしょにシロツメクサを摘んで、編んで遊んだことを覚えています。私にとっては思い出深い花です。
ポイント6
ヒレハリソウは、ムラサキ科で英名コンフリーで知られています。ヨーロッパ、西アジア原産です。高さ1m程度まで育ち、全体に白い粗毛、初夏に淡紅色の釣鐘状の花をつけます。私は、授業でこの植物を捜しました。紫色のような花がきれいでした。
ポイント7
ヤマブキは、バラ科で、低山の明るい林の木陰などに群生しています。樹木ではありますが、茎は細く、柔らかいです。この植物は先生に教えてもらいました。黄色の小さな花がとてもキレイだと思います。私のお気に入りの1つです。
ポイント8
ハルザキヤマガラシはアブラナ科で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。葉は厚みがあり、羽状に裂ける。河原の礫地などに多いです。ハルザキヤマガラシも初めて見ましたし、名前も初めて聞きました。このことを機会に覚えようと思いました。
ポイント9
ヒメオドリコソウは、シソ科で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。この植物は何度か見た事がありますが、名前を初めて聞きました。ヒメオドリコソウという名前はとてもかわいいと思います。ムラサキ色の花も素敵です。
ポイント10
クサノオウは、ケシ科で茎を折ると黄橙色の汁が出ます。花弁は4枚で、全体に柔らかな白色毛があります。クサノオウも初めて知りました。黄色の花はみているだけで気分が明るくなっていいと思います。知らない花を知ることができてよかったです。