自然いっぱいの散歩道
豊地菜ノ花
徳島県
徳島県立城南高等学校
高校2年生
全体説明
私は徳島県の徳島市に住んでいます。山や木、田んぼなどいっぱいの緑に囲まれています。
ここ方上町には高さ六.一メートルの自然にできた日本一低い山「弁天山」があります。弁天山のまわりには田んぼや畑が広がっています。
私は一年を通して鳥や虫、動物を見ないことがないと思います。そんな動物たちの鳴き声を聞くと、季節を感じることができます。
緑がいっぱいで自然豊かなこの地域に、どんな生き物たちが住んでいるのか気になったのがきっかけでした。
実際に歩いてみると、今まであまり気にしていなかったからか、いろいろな多くの生き物を見つけることができました。
このことを通して私は、この緑を生き物たちを守っていきたいと思いました。
観察ポイントごとの説明
一.アブラゼミ
木のたくさんはえているところにアブラゼミはいました。どこにいても鳴き声が聞こえてきます。家の網戸にもとまっていることがあります。毎年この声を聞くと、夏だなあと思います。
二.ツクツクボウシ
ツクツクボウシもアブラゼミと同じ場所にいました。木がいっぱいはえています。きっとそこにある木はセミたちの好きなおいしいみつがあるんだと思います。
ツクツクボウシが鳴いていると、鳴き声を聞くだけでとても暑くかんじます。
三.キジ
朝になるとよく「ケンケンケン…」と鳴く声が聞こえてきます。何の声か聞くとキジだということが分かりました。
学校に行く途中、山からおりてきたのか、そこで住んでいるのかはよく分かりませんがt田んぼにキジがいました。田んぼには虫がいたり、草がはえていたりするので食事をしにきているのかもしれません。
四.シオカラトンボ
夏になるとよくとんでいるところをみます。小学生のころ、学校から帰ると虫とりあみを持ってよくつかまえにいきました。田んぼにはさまれた坂道があるんですが、そこに数えきれないほどのトンボがとんでいます。水のあるところにとまっているのを見ることもできます。
五.カブトムシ
カブトムシは木のみつがたくさんあるところにとまっていました。近所の子どもたちもカブトムシをつかまえにきていました。もちろん一匹だけではありません。その木には三,四匹とまっていました。きっとおいしいみつを食べにきていたんだと思います。
六.クツワムシ
クツワムシは夜に鳴き声がすごく聞こえてきます。いろんなところにいっぱいいました。夜にテレビをみていると、ガチャガチャ…ときこえてきて、その声が大きすぎてテレビの音が聞こえません。とても元気がいいのかもとから大きな鳴き声なのか、少しクツワムシの声にこまります。
七.ミツバチ
ミツバチはいつでも見ます。いろんな色鮮やかな花のまわりをとんでいました。この花のミツをとったら、次の花、また次と花の中を行ったりきたりしています。毎日毎日働いています。ただミツバチは黒いものをおそうみたいなので、探しに行くときはできるだけ黒じゃなく白い服を着るといいと思います。
八.ゴマダラカミキリ
草木の間にゴマダラカミキリはいました。ゴマダラカミキリはよく家にどこからかとんできます。黒っぽいこん色の体に白くきれいに斑点があったので見つけることができました。よく見ていたら見つけることができるかもしれません。
九.ショウリョウバッタ
さわったらシュッとなってしまう草のところで見つけました。その草の先っぽがかじられているようになっているのが、ところどころにはえていました。これはショウリョウバッタを探すときは、この草で指を切らないように気をつける必要があります。
十.クサガメ
小川とまではいかないかもしれませんが、岩や石がころがっている水が流れているところで見つけました。天気の良い日、通学していると大きめの石の上でひなたぼっこをしているところを見ることがあります。なので天気の良い日に見にいくと、並んでひなたぼっこしているところを見ることができるかもしれません。