身近にある植物マップ
川守田知穂
青森県
青森県立名久井農業高等学校
高校1年生
全体説明
この地図は、名久井農業高等学校の周りを歩いて見つけた植物の地図です。
そして、「身近にある植物マップ」というテーマにした理由は、普段はじっくりと見ることのない植物を今回はひとつひとつ観察し、身近にある植物の名前や性質を詳しく知る事ができ、また、新たな発見をすることができたからです。
地図を作るために実際に歩いてみて、普段は知らなかったたくさんの植物があることに気付けました。私が見つけたのは、タンポポ、クサノオウ、オオイヌノフグリ、イタドリ、ヤマブキ、サンショウ、スミレ、スイセン、シロツメクサ、フキです。どれもきれいな色をしていて美しく、私の心も豊かになったような気がしました。
また、それらの花についてしらべてみて、特に興味を持ったのが花言葉です。ひとつひとつにそれぞれの花言葉があり、もっと知りたくなりました。地図にもそれぞれの花言葉を載せたのでぜひ見てみてください。
観察ポイントごとの説明
1. 周囲がどのような環境か
・自然が多い
・花がいっぱいある
・落ち着く
2. どんな花があったか
タンポポ、クサノオウ、オオイヌノフグリ、イタドリ、ヤマブキ、サンショウ、スミレ、スイセン、シロツメクサ、フキ
3. その花の説明
○タンポポ
黄色い花を咲かせ、綿毛の付いた種子を作る。生命力の強い植物でアスファルトの裂目から生えることもある。古典園芸植物のひとつ。花言葉「真心の愛」「思わせぶり」。
○クサノオウ
ユーラシア大陸一帯とその周辺に広く分布する植物でヨーロッパから北アメリカへも移植され同地にも広く分布している。日本には北海道から九州まで分布している。花言葉は「思い出」。
○オオイヌノフグリ
早春にコバルトブルーの花をつける。まれに白い花をつけることがある。花弁は四枚。日本では全国に広がっている。花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」。
○イタドリ
やや竹に似ている。秋に熟す。種子には三枚の翼があり、風によって散布される。一面に花が咲いていると、多くの昆虫が集まる。花言葉は「見かけによらない」。
○ヤマブキ
晩春に明るい黄色の花を多数つける。北海道から九州まで分布し、国外では中国に産する。一重のものは花弁は五枚。花言葉は「気品」「待ちかねる」「崇高」。
○サンショウ
枝には鋭い棘が二本ずつ付く。古くから香辛料として使われており、薬用にも使われる。食べられる。花言葉は「健康」「魅惑」。
○スミレ
スミレ科スミレ属の植物。平地に普通で、山間部の道ばたから都会まで、都会ではコンクリートのひび割れ等からも顔を出す。花言葉は「小さな愛」「誠実」「小さな幸せ」。
○スイセン
冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。草丈は15cm~50cm程度である。ヒガンバナ科(クリンキスト体系ではユリ科)。花言葉は「自己愛」
○シロツメクサ
葉は三小葉からなる複葉であるが、特に四小葉やそれ以上のものもあり、特に四小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重されている。花言葉は「約束」「私を思って」。
○フキ
キク科フキ属の多年草。タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。花言葉「待望」「愛嬌」「真実は一つ」「仲間」。