どうぶつたちの散歩道
東村侑季
兵庫県
兵庫県立大学附属高等学校
高校1年生
全体説明
赤穂城南緑地公園は私の祖母の家の近くにあります。だから、小さい頃から自転車の練習に行ったり、動物たちに会いによく行きました。
赤穂市民は、朝・夕に犬などをつれて散歩しています。土日になると、陸上競技場や野球場、体育館を人が訪れすごくにぎやかになります。4月には満開に咲いた桜を見に来る人もたくさんいます。
私は愛犬をつれてよく散歩に行きます。もちろん愛犬はこの三歩道がとても大好きです。
簡単に自然を身近に感じることの出来る良い場所となっています。
観察ポイントごとの説明
(1)つばめの一年間
春になると日本に帰ってきて巣を作ります。そして、ひなには虫を食べさせます。
夏のはじめ、最初のひなが巣立ちます。親つばめはまた卵をうみます。
秋、親と巣立ちしたひなは野原で群れをつくります。
冬になるとインドネシアやフィリピン、ニューギニアなど暖かい国ですごします。
虫を食べながらすごい速さで飛んでいます。
(2)赤い屋根・黒い鳥
黒鳥は黒色のガンカモ科の水鳥です。ハクチョウの仲間です。翼長は47センチメートルで風切羽は純白です。
城南緑地にいる黒鳥はパンがとても大好きです。私たちが見に行くと、えさの時間と間違って近づいてきます。
この黒鳥には赤い屋根の自分の家があります。
他にも、こぶ白鳥、まがも、あひるがいる。
(3)くいしん坊たち
城南緑地には気持ち悪いほど大量にかめがいます。見に行くと、ニョキニョキと顔を出します。しかし、きたなすぎて種類がわかりません。
でも調べてみると種類は、くさがめ、いしがめ、すっぽん、みどりがめがあります。
城南緑地にいるのは多分、くさがめだと思います。私が小さい頃はよく、みどりがめを飼っていました。
(4)せみの音楽会
城南緑地には1日中せみの鳴き声が鳴りひびいています。
朝、ひぐらし「かなかな」、みんみんぜみ「みんみん」、くまぜみ「しゃーしゃー」と鳴く。
昼、えぞぜみ「ぎーぎー」、あぶらぜみ「じいじい」、つくつくほうし「おーしつくつく」と鳴く。
夜、にいにいぜみ「ちーちー」と鳴く。
(5)七変化
かえるは水の中で卵からおたまじゃくしになり、大きなおたまじゃくしになり泳ぎが上手になります。後ろ足、前足が出てきてしっぽが短くなります。夏になる頃には陸にも上がれるようになります。そのため、私たちの目にもよく登場するようになります。
実は私は生き物の中でヘビに続き大嫌いです。寒い冬の間は土の中などでじっと冬眠しています。
(6)リース
冬が近づくと、わが家ではリースを作ります。そのためによく公園へ散歩に行き材料を集めます。
どんぐり、松ぼっくり、かえでの実、モミジ葉風があります。その中のモミジ葉風は別名、葉がカナダの国旗に似ているところからアメリカフウとも言われカエデ科の仲間です。
とても良いリースが仕上がります。
(7)隠れ家
城南緑地を散歩しているとハチが飛んできました。絶対に巣があると上ばかり見て歩いていました。しかし、大きな木の根元にあるのを見つけました。
はりは普通はおなかの中にしまっています。敵をさす時におしりの先からつき出します。
はちをいじめたり、はちの巣をこわそうとすると人や動物をさします。
(8)ジャンプ競争
草村から何かが飛んできたと思えばバッタでした。
上に飛んだり、前に飛んだりしていました。
バッタは間違って水におちても後ろ足で水をけって泳ぎます。
ひしばったは50センチメートル、とのさまばったは75センチメートル、いなご、おんぶばったは150センチメートル飛びます。これは羽を使わないで飛んだ時の長さです。
(9)生命力
草村に黄色の花がたくさん咲いていました。よく見るとたんぽぽでした。
たんぽぽはどこにでも咲いています。なぜなら、根が長いので雨がふらなくてもなかなか枯れないからです。
茎をおると白いしるがでます。春になると茎がたちます。冬の間は葉を地面に広げている。花は昼開いている。夜になると閉じます。日影のものは背が高くよわよわしい。日なたのものは背が低いが丈夫です。