わたしの通学路~空き地の植物・夏~
村岡永
茨城県
つくば市立桜南小学校
小学校4年生
全体説明
わたしの通学路は、1.5kmくらいの長さがあります。と中にはナウマンゾウの化石が出てくることで有名な花室川が流れていて、そのまわりには田んぼや空き地などがあります。そこにはたくさんのざっ草がはえているので、その名前をしらべてみました。ざっ草にはおもしろい名前がついていて、葉っぱの形や大きさ、花の色などがいろいろとちがうことがわかりました。昔の人たちは、おもちゃやゲームのかわりにざっ草でいろいろあそんでいたみたいです。わたしもこれからは、学校にいくと中にはえているざっ草で遊んでみたいです。
でもちこくしないように気を付けなくちゃ(^O^;)
観察ポイントごとの説明
(1)田んぼの近くの空き地
ソーセージみたいなほをつけたガマや、とってもせが高いヨシがたくさんはえていました。つるが長くのびたカナムグラもはえていて、ちぎると服にぴたっとくついて、おもしろかったです。カナムグラのくきには、毛がたくさんはえていたので、これでくっつくんだなと思いました。そのほかに、青くてきれいな花をさかせている、ツユクサもありました。ツユクサのつぼみは緑色の貝がらみたいです。
(2)田んぼとあぜ
たくさんのイネのほがすこしたれて風でゆれていた。今年もおいしいお米が食べられそう。
あぜには葉っぱもくきもスベスベしたスベリヒユというざっ草がたくさんはえていました。スベリヒユの花は黄色でちっちゃかったです。田んぼの中には、つるつるのハートの形の葉のコナギやキツネの頭の型にそっくりなオモダカがはえていました。
(3)道路のわき
曲りかどの電柱にクズがおおいかぶさっていて、まるでかいじゅうみたいでした。クズのくきを切ると、水がでてきます。根から高い場所まで水をすい上げているんだなぁ。クズの花はむらさき色でいい香りがしました。
道ばたには、ねこじゃらしと言われているアキノエノコログサがたくさんはえていました。くきに毛がはえているメヒシバもいっぱいありました。他には草もちを作るときにつかうヨモギや、夜になると花が開くメマツヨイグサ、ぶどうの仲間のヤブガラシもありました。
(4)曲り角の空き地
せがひくい草ばっかりはえていました。一番多かったのはクローバーとよばれるシロツメクサ。あんでかざりにしたりして遊ぶと楽しいです。シロツメクサは白い花だけど、ここには赤い花がさくアカツメクサもありました。また、にたような葉形で黄色い花がさくカタバミもありました。それと、葉っぱを引っぱるとかならず ヘ こんな形に切れるヤハズソウという草もありました。
(5)桜南小の校庭
体育倉庫のうらに、白とピンクのまじった小さな花が集まっているタデの仲間もはえていました。植木の下には、アズマネザサというササがいっぱいはえていました。日かげには、ちぎるとくさいにおいがするドクダミもありました。人が歩く場所には、ふまれても大じょう夫な強い体をしたオオバコがはえていました。そして、サクラの木のみきには、白くて大きなサルのコシカケというきのこがはえていました。わたしは、サルになったつもりでこしかけてみたけど、すわりごこちはあまりよくありませんでした。