ぼくの観察フィールド土岐川散歩道
校條賢人
岐阜県
多治見市立養正小学校
小学校6年生
全体説明
ぼくはトンボが好きでなぜトンボが好きになったかは、小さいころ近所のおじさんに変わったトンボをもらって、何トンボか土岐川の近くの、土岐川観察館へ行って、それがホンサナエという岐阜県の絶滅危惧種のめずらしいトンボということが分かりました。それからはトンボの観察に興味をもち、毎週のように土岐川に行くようになりました。それからも、土岐川観察館のガサガサ探検隊をやり好きになりました。
土岐川は多治見市の中心を流れています。そして橋がたくさんかかっています。遊歩道が岸にあります。そこを歩くと鳥や虫もたくさん見つけることができます。遊歩道がきれなので散歩にくる人も多いです。多治見市民に親しまれている川です。
観察ポイントごとの説明
(1)笠原川河口
草がたくさんはえて桜の並木もあり、昆虫や鳥がたくさん見られます。ハグロトンボが2~3匹ずつかたまってひらひらと飛んでいてのんびりした気分になります。調査に出かけた日は、とても運が良くて「カワセミ」を見つけることが出きました。多治見の町の中でカワセミがまだ見られて本当によかったです。シラサギが流れのゆるい場所で一羽ポツと立っていました。その近くにカワウも泳いでいました。
(2)昭和橋南
このあたりは、川原がせまく草がのびていて、川の流れも早いので、川へ下りている人は見かけません。ここで見られる植物は、メマツヨイ草やアカツメ草やアサガオです。花がわりとさいているのでチョウがよく見つかります。モンシロチョウやアゲハチョウやツマグロヒョウモンです他の昆虫を狙ったカマキリもいました。橋の下は、スズメバチがよく巣を作っているので、静かに早く通らないといけません。
(3)多治見橋南
ここは川原が広いので小さい子どもも、おとなもおりやすい所です。毎年、夏のはじめに、「リバーピア土岐川遊び」というイベントもひらかれます。ガサガサ探検隊もあって、カワゲラやトンボのヤゴや魚が見つけれます。ふたんはできないけど、リバーピアの時は、みんなで反対岸まで川の中を歩いで渡りました。魚もたくさん泳いでいます。
(4)昭和橋北のコンクリート岸
ぼくの1番お気に入りポイントです。トンボが水から上がって、コンクリートの岸で羽化をするので、天気のいい日の朝6時くらいに行くと、羽化の観察ができます。ほとんどがここのところで羽化をします。トンボだけではなくカワゲラやウスバカゲロウなどなどもここで羽化をします。7時ぐらいにはトンボのぬけからがあり、本で調べると、サナエトンボのぬけがらが多いことが分かります。
(5)多治見橋北
北岸に今年になって、新しい広場ができました。遊歩道も多治見橋の北の下の所がきれいになったので歩きやすくなりました。とくに石がたくさんあちらこちらにあり、草が目前にあって、近づくとスズメの大群が空に飛びました。あとはチョウや、バッタだけでした。まだ新しくなったばかりなので、生き物がどんどん増えていってほしいです。