トトロの森の散歩道
外園颯紀
埼玉県
所沢市立北小学校
小学校4年生
全体説明
トトロの森は、わたしの住んでいる所沢市の、狭山丘陵の中にあります。この森は、「となりのトトロ」のモデルになった森です。
わたしはとなりのトトロを見て、こんなにふしぎでおもしろい生き物たちのいる森ってどんな森なんだろうと思い、調べることにしました。調べてみると、この森にはたくさんの生き物がいることがわかりました。
生きものが住めるということは、自然の中でないとできることではないと思います。身近なところに森があって、たくさんの生きものが住んでいるということは、うれしいことだと思いました。
わたしはこの森や生きものを大切にしていきたいと思います。
観察ポイントごとの説明
ポイント(1)
いきものふれあいの里センターを出て、すぐ前の木がしげったところに、ヤマトシジミチョウや、モンシロチョウがいました。チョウは花がさいた場所にしか、飛んでこないと思っていたのでびっくりしました。
ポイント(2)
いきものふれあいの里センターのうらで、キジバトを見ました。キジバトは「ゼゼッポッポー」とないていまいた。ウグイスは「ホーホケキョ」とないているのが聞こえましたが、すがたは見えませんでした。
ポイント(3)
少し行くと、左にあらはたふじがあります。あらはたふじとは、明治時代に地元の人たちが畑の土を運んできて作った人工の小ふじ山です。そのふ元にふわふわの羽がおちていました。初めは何の羽なのか、わかりませんでしたが、生き物ふれあいの里センターの人がフクロウのおなかの羽だと教えてくれたのでわかりました。
ポイント(4)
あらはたふじをすぎてから、道に、アゲハチョウが飛んできました。その木のちかくにモグラの巣がありました。このあたりは、日が木でさえぎられていて、暗くなっていました。
ポイント(5)
じゃり道の左に植物がたくさん生えているところがあります。その植物のつるにナナホシテントウがぶらさがってゆれていました。もうすこしすすむと、ショウリョウバッタなどもいました。
ポイント(6)
こかげですずしいところです。
土がしめっていて、木のかいだんがあります。しめった土の上にカタツムリがあるいていました。どうして土がぬれているのかなと思いました。
ポイント(7)
ほかの木といっしょに、クサギやツユクサが生えていました。そこは、石の多い土の道でした。たくさんの木のうちの一本に、カナカナゼミがとまって、「カナカナカナ」とないていました。
ポイント(8) 少し行くと、八国山とよばれている場所にでました。クヌギやコナラの木といっしょに、リョウブという花がさいていました。その近くに、八国山公園という小さな公園がありました。この辺りで、シオカラトンボが飛んでいるのも見ました。