少ない自然の中でもがんばっている生き物たち
山口黎士
大阪府
東大阪市立楠根東小学校
小学校3年生
全体説明
ぼくの住んでいる東大阪市は、たくさんの工場や大きなマンションがあって、道路には一日中車が走っているとてもザワザワした所です。だから、ぼくの歩くふだんの道は全てコンクリートでできています。
テレビとかで森でカブト虫やクワガタを取っているのをみたり、きれいな川で泳いでいたりするのをみていると、とてもうらやましいと、思っていました。
でも、ぼくの住んでいるところでも、何か生き物がいるのかもしれないと思って、この自然かんさつの地図を作ってみようと思いました。ぼくのマンションから、学校までの間を調べてみると、思っていたよりもたくさんの生き物を発見できました。どれもめずらしい生き物じゃなかったけれど、こんなに緑の少ない所でもがんばって生きているなんて、ぼくはすごいなぁーと、思いました。
観察ポイントごとの説明
(1)
ぼくの家のすぐうらには、今、田んぼと畑になっています。田んぼがあるので、カモが時々いたり、ぼくの家は8かいだけれど、かなぶんがよくろう下にいたりします。あと、1かいが中か料理のお店や、となりのマンションもふぐ屋さんで、のらねこの親子がよく自転車おき場にいてひなたぼっこしています。小さい子ネコは、とってもかわいいです。
(2)
ぼくの家のすぐそばの公園で、さくらの木が道路ぞいにあるので春は、公園がピンク色になってお花見の人がたくさん来ます。今はセミがいっぱいいて朝から鳴いているのでうるさいです。死んでいるセミの死がいを、アリがバラバラにしてすに運んでいるのをかんさつしました。
あとは、しろつめクサやタンポポが春から夏にさいていて、弟とよくタンポポのわた毛をふいて遊んだりしています。
(3)
ここでは、せまい場所に野さいが作られていました。ぼくは野さいはスーパーで売っているところしか知らなかったので、今回、なすやトマト、とうもろこしが、どんな風になっているのかわかってビックリしました。
ひまわりの花も何本か植えられていて、高さがぼくの身長より大きくなっているのもありすごいなぁと思いました。
(4)
ここはぼくの通う小学校の横にある公園で「どんぐり公園」とみんなよんでいます。理科の時間の時もこの公園でいろいろかんさつしました。今はトンボやセミ、ちょうなど、虫がいっぱいいます。
秋になると、どんぐりがたくさん落ちているので、それを拾って集めて、図工の時、工作を作りました。
(5)
ここはぼくの通学路になっていて、大きな工場があるので、トラックがたくさんとまっています。少しだけ工場の植えこみみたいなところがあって、そこに、ねこじゃらしがたくさんはえています。バッタも時々みかけます。道路のところにはイチョウの木が植えられていて今は緑色だけれど、秋になると黄色の葉がとってもキレイです。