みんなのさんぽ道
庄田万葉
東京都
小平市立小平第三小学校
小学校4年生
全体説明
わたしが住んでいる所は、家がたくさんならぶ住たく地です。でも、近くの学芸大学や公園や神社、野川のまわりには木がたくさんはえていて、しぜんがのこっています。
わたしは、家族や近所の友達と、ときどきさんぽに行きます。さんぽ道では、虫をつかまえたり、カモやコイにえさをあげたり、ドングリやマツボックリで遊びます。犬のさんぽをしている人や川で遊んでいる人、ランニングをしている人いろんな人がわたしたちのように楽しんでいます。
「みんなのさんぽ道」の絵をかいて、さんぽ道にはいろいろな生き物がいるなと思いました。
観察ポイントごとの説明
ポイント1
学芸大学には木がたくさんはえています。いろんなしゅるいの木がはえているので、いろんな実がなります。夏の初めには、さくらんぼやくわの実を食べることができます。秋にはギンナンを拾っている人もいます。ドングリやマツボックリ、ムクロジの実も落ちています。池ではザリガニつりをして遊べるし、チョウやバッタ、セミ、コガネムシなど、いろんな虫もいます。
ポイント2
国分寺がい線というがけの下に、ぬく井神社があります。わたしが七五三をした神社です。がけの上にはうす暗いサワラ林が広がっています。神社のうらのがけの下からは水がわいています。わき水が流れこむ池にはコイやカメがたくさん泳いでいて、パンをあげるとよく食べます。池ではカワセミやアオサギを見たことがあります。
ポイント3
ぬく井神社から近い弁天橋のたもとから、野川の川原におりることができます。深くてもひざのところくらいまでしか水がない小川なので、じゃぶじゃぶと川に入って遊べます。あみですくうと、クチボソやカワエビがとれます。川にそって小さな水路もあって、ザリガニやカワニナもいます。とってきた小魚やエビを家でかいました。
ポイント4
野川の岸辺は遊歩道になっていて、犬のさんぽをしている人もよくいます。川のあさせには、ガマやジュズダマなどがはえています。お父さんやお母さんはジュズダマをみて「なつかしい」と言って集めていました。草むらにはバッタがはねて、シジミチョウもとんでいます。石組みの土手をすみかにしているのか、カナヘビやアオダイショウもいます。
ポイント5
野川を下流にしばらく歩いていくと、ベンチのおかれた広場があります。さんぽの時には、ここでおべんとうを食べたり、休けいします。カルガモがよく泳いでいるので、パンを持っていってあげると、岸にあがってきてパンをねだるカモもいてかわいいです。白くてきれいなコサギもいますが、コサギに近づくとにげていきます。広場では秋になるとカリンの実がなって、いいにおいがします。