家族と歩く散歩道
伊藤祐莉
愛知県
尾張旭市立城山小学校
小学校5年生
全体説明
「虫たち、生きものの変わるすがた」を知った散歩でした。わたしの住んでいる尾張旭市は名古屋市の東側にあります。道路や家がたくさん立ち整備されて、自然は少なくなってきました。しかし、緑もまだまだたくさん残っています。池も近くにあり、虫や魚たちもたくさんいます。家族4人でときどき散歩に出かけます。せみやとんぼは、図かんで色やぬけがらなど細かな形を調べると、たくさんの種類があることを知りました。池にはフナやコイ、ブラックバスやブルーギルがいます。池の近くまで行くと、どじょうやはぜがいます。池では、ブルーギルがよく釣れます。最近は、外来巣の魚が増えて、フナやメダカが減少していることを知りました。その他に、散歩中、スズメのヒナやからから出てきたばかりのせみを見つけました。「生きものの変わるすがた」を知った散歩でした。
観察ポイントごとの説明
ポイント1
スズメのヒナが道路に落ちていました。
「かわいそう。巣に返してあげよう」でも巣が見つかりませんでした。そして動物病院へ行きました。先生は「巣に返すか、責任を持って育てるかです」と言いました。先生からえさのあたえ方を教えてもらいミルワームをあたえ続けました。とちゅうで、足とおなかの部分がおかしいとわかりました。がんばってエサをあたえ続けましたが1週間で死んでしまいました。飛ぶところが見たかったです。
ポイント2
ここは花だんがあり、花がいっぱい咲いています。チョウチョが飛んでいました。モンシロチョウ、アゲハチョウです。トンボも飛んでいました。トンボは羽のもようや色、オスとメスでは体の色が変わることを図かんで調べて知りました。見たトンボはナツアカネとシオカラトンボでした。
ポイント3
釣りをしている人をよく見ます。釣り方もいろいろあることを知りました。池の近くまで行くと、ドジョウやハゼがいます。ブロックのすきまやどろの中にかくれてしまいます。池には、フナやコイ、ブラックバスやブルーギルがいます。ブルーギルがよく釣れます。最近は、外来種のブルーギルやブラックバスの魚が増えて、フナやメダカが減少していることを知りました。アメンボもすいすいとたくさん泳いでいます。
ポイント4
散歩道があります。入口に「スズメバチ、マムシに注意」と書かれたかんばんが立っていました。ハチが飛んでいて「さされないかなぁ」と少しドキドキしました。散歩のとちゅう、石の下に、ダンゴ虫、ヤスデがいました。「足は何本あるのかなぁ、大きれば足の数も多くなるのかなぁ」と思いました。
ポイント5
せみが鳴いていました。鳴き声をよく聞いていると、いろいろな鳴き声があることに気がつきました。調べてみると種類によってちがうことを知りました。歩いていると、葉っぱに、せみのぬけがらと、脱皮したばかりの白っぽいせみを見つけました。次の日にはせみは飛んでいなくなっていました。せみのぬけがらのおしりの部分の曲り方やおびで、せみの種類がわかることを知りました。わたしがみたのは、あぶらぜみでした。