もとだい かぜのとおりみち
清水聡仁
滋賀県
滋賀大学教育学部附属小学校
小学校2年生
全体説明
か川けんのおじいちゃんのいえのちかくです。たくさん虫と生きものがいるのでまい日虫とりあみをもってさんぽします。おじいちゃんやきんじょのおじさんにインタビューして、むかしといまの生きもののちがいをしらべました。
ヌマガエルやジャンボタニシなどあたらしい生きものがたくさんいたので、りゆうをしらべたいです。じんじゃのみつの木のしゅるいもわからなかったので、しらべたいです。か川けんはあめがあまりふらないし、むかしよりあつくて生きものはくらすのがたいへんかもしれないです。
ぼくがか川けんにきて29日あめがふっていません。まい日テレビのニュースでダムの水りょうをほうそうしています。へっているので水をたいせつにつかいます。「となりのトトロ」を見たときに「か川ににているな」とおもいました。田んぼや生きものいっぱいなところがにています。となりのトトロのうたの「かぜのとおりみち」をだい名にしました。
観察ポイントごとの説明
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キンモクセイの木にたくさんセミがとまっています。あいさつも10ぴきくらいが大きな声でないています。ひるや夕方は木にいますが、なかずにじっとしています。あついからきゅうけいしているのかなと思います。しゅるいはクマゼミです。おかあさんが小学校のころはクマゼミはあんまり見たことがなく、つかまえられたらラッキーでした。アブラゼミばっかりでした。今ははんたいになって、クマゼミばかりでアブラゼミはほとんどいません。アブラゼミのほうがすこし小さいから、えさのとりあいでまけてしまってかずがへったのかなとぼくは思いました。ことしは8月8日はあさ9じに31どでした。まい日36どや37どで、おかあさんがびっくりしています。むかしよりとてもあつくなったので、アブラゼミはもっとすずしいところへいどうしたのかもしれません。
<2>
おじいちゃんが小学生のときはこの川にたくさんメダカがいたから、よくつかまえたらしいです。今は川エビがかぞえきれないくらいたいりょうと、ヌマガエルが3びきいます。ヌマガエルはにくしょくで後ろ足が長いのでちかくの田んぼからやってきたと思います。そしてメダカをぜんぶたべちゃったのかもしれません。水のながれがゆっくりで水草がおおいので、川エビとヌマガエルのパラダイスだと思います。
<3>
ほとんどがシオカラトンボです。川の上をいったりきたりとんでいます。水の中にたまごをうむから水がすきかもしれないです。たまごをうみにきたメスを、オスがけっこんでねらっているかもしれません。一人で虫とりあみでつかまえるのはむずかしいです。おとうとと三人でおいかける人とまちぶせする人のやくをしたら、つかまえられました。川のかべにヤゴのむけがらがいっぱいでした。7ほであるけるところに9つありました。
<4>
かわのかべがいしがき。むかしはいしをくみあげてかわのかべをつくっていたそうです。40年くらいまえからすこしずつコンクリートにかわってきています。ここは今もなおしていないからいしがきのままです。いしがきの上のいえはふるくてこわしたから、つぎのおうちがたつと、かべいしがコンクリートにかえられてしまうかもしれません。そうしたらザリガニのすみかがなくなってしまうのでかわいそうです。
<5>
じんじゃのうらにゆずの木があります。あげはちょうがおなかをまるめておしりをはっぱにくっつけてたまごをうんでいました。ぼくはうれしいけれど、木をそだてているおじいちゃんは、はっぱをたべられるからあげはちょうはきらいらしいです。ようちゅうはみどりいろだとおもったけれど、くろとしろのようちゅうがいてびっくりしました。とりのうんちのふりをして、たべられないようにするなんてかしこいさくせんです。
<6>
ひまわりロードとよばれています。のうかさんがまいとしはたけのあきちでそだててくれます。いつもちかくのほいくえんがおさんぽで見にくるけれど、ことしはあつすぎてちゅうしになりました。ことはあつすぎてなしがおおきくそだたなくてこまっているそうです。オンブバッタがたくさんいました。トノサマバッタやクルマバッタは見つからなかったです。もしかしたら、からだがおおきいからあついのがにがてなのかもしれません。
<7>
じんじゃにみつがでている木があった。ひるにあげはちょうとカナブンがみつをすっていました。よる8じには、コクワガタとカナブンがみつをすっていました。とりあいでけんかをしていました。コクワガタが木のうろのちかくにいたので、つかまえるのがむずかしかったです。木のちかくをとんでいるスズメガをムカデがあたまをもちあげてつかまえてぎゅーととじこめてたべていました。おそろしかったです。
<8>
おかあさんが小学校のときカブトエビとホウネンエビを手でたくさんつかまえたといったけどむずかしいです。もっとじょうずになりたいです。ジャンボタニシはおかあさんの小さいことはいなかったらしいです。おかやまけんでそだてていたジャンボタニシがにげだして川から海にいって、かがわにきました。ふねにくっついてきたかもしれないです。くすりでたいじするとちゅうです。いねをたべるわるものは早くいなくなってほしいです。
<9>
きゅうりのうかのおぎ田さんのきゅうりばたけのうれしいことは、まっすぐなきゅうりができたとき。たいへんなことは、あついこととせいちょうがはやいのでまいにちしゅうかしないといけないこと。あさとゆうがたにしゅうかくしています。あつさにつよいひんしゅをそだてています。いっぽんからひゃっぽんのきゅうりができます。おおすぎてびっくりしました。きゅうりはみどりだけど花はき色でふしぎです。