金ヶ崎公園の生き物MAP!!
福海博日
兵庫県
学校法人須磨浦学園 須磨浦小学校
小学校5年生
全体説明
金ヶ崎公園には、たくさんの生き物たちがいます。ぼくは二歳の時から毎週のように土曜日・日曜日になると、この公園に生き物探しに行っています。
春はチョウやカナヘビ、カマキリに出会えます。桜の花も咲いてきれいです。鳥もいろいろな種類が生息しているので、メジロやウグイスなどのきれいな鳴き声がきこえてきます。
夏になると、セミやトカゲ、クワガタやカブトムシもいます。セミの鳴き声でとてもにぎやかです。カマキリの脱皮の瞬間を見たときは感動しました。
秋にはコオロギやアキアカネがいます。まだメダカたちも元気に泳いでいます。
冬には虫は少ないですが、池の泥の上で生きているザリガニに出会えたこともあります。木もたくさんあり自然豊かで緑がいっぱいです。みなさんにくわしく紹介していきます。
観察ポイントごとの説明
<1木製デッキ>
正面入り口からすぐのところに木製デッキの遊歩道があります。下がビオトープになっていて、ここがぼくの大好きな場所で一番の見どころです。たくさんの水生昆虫に出会えるので、いつもワクワクして入口から走ってしまいます。
メダカ、トノサマガエル、アメンボ、エビ、アメリカザリガニがいます。雨のあとには、水かさが増しているので、メダカも増えています。
メスのメダカをつかまえたら、おなかに卵がついていたことがありました。持って帰って育てたら、たくさんの赤ちゃんメダカが生まれたのでうれしかったです。アメリカザリガニはかっこいいけどメダカを食べてしまうので、共存してほしくないと思います。
水が少ないどろの部分に鳥の足あとをみつけたことがあります。鳥がザリガニを食べてくれたらいいな。
<2グラウンド>
春には桜がたくさんさいて、とてもきれいな場所です。夏はセミの大合唱。セミを持つと心臓がドクドクなっているのを感じて生きているのを感じるのが、ぼくはたまりません。毎年10月にアサギマダラが来ます。とてもきれいなので楽しみです。メタセコイアの木のプレートをめくるとムカデがいました。少し予想していたので、虫捕りあみでめくってよかったです。
<3ピクニック広場>
木のテーブルとベンチで休けいできます。グラウンドゴルフのエリアのロープにウチワヤンマがとまるので、つかまえるのがむずかしいけれどゲットした時は最高! あずまやの屋根の内側にはヤモリの卵を発見。地面に落ちてわれているのもあったけど、天敵が食べたのかな。すっぱいにおいがして見てみると、コナラから樹液がしみだしていて100匹以上のカナブンが大集合! ハチも来るから注意。
<4てん望台>
公園を一望できます。晴れた日は瀬戸内海まで見わたせます。
カナヘビを見つけたので、ぼくはいつものようにほふく前進で息をひそめて、そっと近づきました。後ろから手でゲット。つかまえる時のドキドキがたまらないです。昔は水のところにホタルがいたらしいけど、ぼくはまだ見たことがありません。水がきれいではないのかな。どうやったらきれいになるんだろう。
<5小川周辺>
小川の岩のすき間にカニのハサミが見えたので待ちかまえていると、モクズガニがいました。けいかいされて逃げられたのでくやしい。ここは緑がたくさんの林なので、メジロやヒヨドリやシジュウカラなど色々な鳥のさえずりが聞こえて、ぼくは幸せで楽しい気持ちになります。タマムシにも出会えます。宝石みたいな美しい虫です。
<6コミュニティ広場>
ニホントカゲがいます。つかまえようと追いかけたら逃げられて、しばらく追いかけっこになりました。最後はぼくのねばり勝ち。手でほかく成功。何度つかまえてもうれしいです。ソメイヨシノの木の名前のプレートのうらには、ヤモリがいました。草むらにはカマキリがたくさんいるので、ぼくはここをカマキリロードとよんでいます。だっぴを見たときは感動しました。
<7北浦池>
ここは大きな池なので危険なため、さくがあって入れません。だからさくの外から観察します。コイががくさんいるのが見えます。目をこらすと、とても大きなモクズガニがいました。サギも飛んでくることがあります。
金ヶ崎公園は毎週来てもあきないし、季節ごとや、時間帯によっても、毎回新しい発見があるので、みなさんもぜひ来てください。