てくてく歩くつくば山しほうの道
廣瀬貴大
茨城県
つくば市立桜南小学校
小学校3年生
全体説明
ぼくがすんでいるまちは、いばらき県つくば市です。近くにつくば山があります。
つくば山は、べつ名「しほう」とよばれ、春は桜夏は深緑、そして秋は紅葉、冬には、むらさきが、うすくけむりの様に見えるうつくしい山です。校歌にも歌われています。
小町の里から見るけしきは、山が目の前にせまり、はく力があります。ぼくは、ちいさいころから、よく、さん歩やスケッチ、ドライブに来ます。お母さんは、ここに来ると、「心が広びろする。」と言います。
ぼくも心がすーっとします。お母さんは、冬のつくば山、ぼくは、秋がすきです。秋は、かきがオレンジ色になり、紅葉もいろんな色があってキレイだからです。
山からのキレイなわき水や、オニヤンマとか、クロアゲハのいる、しほうの道が、ずっとそのままでいてほしいと思います。まだ、ぼくが知らないとんぼもいたので、これからもかんさつをつづけたいと思います。
観察ポイントごとの説明
(1) 水車小屋
水車は直けい7m、小屋の中は大きなは車や、石うすがあって、そばの実をひけるようになっています。水車小屋のまわりには、じゅず玉、やまぶき、つゆくさ、野ばら、いらくさなどの野草が生えています。うす茶色の体に、黒い線のはいったカエルがいました。
ダルマガエルににています。ここから見るけしきはとてもキレイです。
(2) 田んぼ
酒米の田んぼと、コシヒカリの田んぼです。酒米は、「山田にしき」という大ぎんじょうのお酒になるそうです。清流で育てないと、大ぎんじょうにはなれないそうです。かわいい水草も見つけました。「コナギ」か、「ウリカワ」だと思います。春に、どんな花が咲くかたしかめてみようと思います。
ウグイスの鳴き声も聞こえます。
(3) 大日如来ぞう
大いちょうの木があって、そのとなりには大日如来ぞうがあります。まわりには、ギンナンの実がたくさん落ちています。秋になって黄色くなると、くさいにおいがして、かぶれやすいです。はじめて見るトンボがいました。一ぴきは、ムカシトンボににていますが、小さいヤンマ系にも見えます。もう一ぴきは、大きさはふつうですが、せなかが黄色で、体は全部まっ黒でした。
(4) 小町のこしかけ岩
小野の小町が休んだと言われる岩です。
氷ひきや、山ごぼう、シダなどの野草が生えています。茶色で、しっぽが黒いとかげもいました。ヨウシュヤマゴボウは、ぶどうのようなむらさき色の小さい実がなります。
(5) 山小屋
ここから先は、朝日峠ハイキングコースです。パラグライダーの練習場があります。
クロアゲハと、とても大きな、オニヤンマが、いっぱいいました。チョウセンアサガオやカラスウリが生えていました。
ここから下を見ると、とても見晴らしがいいです。