いきものいっぱい おおのしぜん かんさつの森
桜井茉莉花
広島県
廿日市市立佐方小学校
小学校1年生
全体説明
ひろしまけんはつ日いちしの「おおのしぜんかんさつの森」には、みずうみ、川、花、むし、さかな、とり、いろんな生きものがいます。それに、ともの会や、くわしい人たちがトンボかんさつ会、キノコかんさつ会、ヘビてんじ会、みずべのかんさつ会などをたくさんひらいてくれるので、おおぜいのかぞくがきます。生きものをみつけたり、水そうやむしカゴに入れてかんさつしたりして、また森にかえします。このまえ「おたまじゃくしいるかな」と、よう水ろのふたの下をよこからのぞきこむと、はばいっぱいの大きさのカメがいて、こわっこわっこわっと口をぱくぱくしていました。それからじゃぶんとあたまを水に入れて、またあたまをだして、なにかをくわえてかぷっかぷっとたべました。かわいくて、カメをだっこしたら大きくておもくてふらふらしました。いっしょにいくパパはわたしのつきそいってかんじで、わたしはここですきほうだいやってます。
観察ポイントごとの説明
<1 モリアオガエルのいけ>
このいけではミズスマシやカワゲラなどかぞえきれない生きものたちに会えます。七がつのかんさつ会では白くて大きなモコモコしたアワのかたまりが木のえだにぶらさがっていました。さわるとゆびがつきぬけてびっくりしました。ともの会の先生が「モリアオガエルのたまごだよ」とおしえてくれたので、アワのうらがわにもまわって、じぃーっとかんさつしたけど、あかちゃんは見つかりませんでした。アワの下は水ろになっていて、あかちゃんが大きくなってアワからぽとっとおちたら、ちょうど水の中におちるようにおかあさんがさくせんをねって生んだようにおもいました。ちかくの木にはアオダイショウもいて、つかまえてよく見ようとしたけど、ますますつよく木にまきつきました。もしちかくで見ることができたらウロコのかたちや目のいろをかくにんしたかったです。チョコのみせであったフランス人みたいにあおい目かもしれないし、ピンクかもしれません。
<2 小さいカニのすむ小川>
なつ、ここには小さいカニがたくさんいます。石をうごかすとカニがでてきたので、「アーッ、こんなところにいたの?」とびっくりしました。川には、アカハライモリやイシガエルもいます。水がつめたくてきもちがいいので本とうは、はだしで水の中をあるきたいけど、いつでもほかのばしょにいどうできるように、わたしはながぐつをはいて川にはいってながぐつの中に川の水を入れてきもちよく歩くさくせんをしています。
<3 ハッチョウトンボのいけ>
なつ、このいけはスイレンのはっぱでいっぱいで、はっぱのあいだからカメがかおをだしています。いけの上に、あるけるみちがあって、みちにうつぶせになっててをのばしてしろいスイレンの花をさわると、すべすべでした。ここではじめてハッチョウトンボをみたとき、「うわっ、小っちゃ!」とびっくりしました。五円玉くらいで、おうどいろのメスと、あかのオスが、このいけでであってハートのかたちになってけっこんしていました。
<4 キノコひろば>
つゆあけ、キノコのかんさつかいにいきました。ちゃいろいキノコもはえていたけど一ばんいんしょうにのこったのがウスキキヌガサタケです。ものすごくくさくて、パパのオナラみたいなにおいでした。きれいだけどちょっとにごったきいろのアミアミのカサがじめんまでのびて、すこしとけていました。ハエやコバエがとまったり、ちかくをぶんぶんとびまわっていました。ハエたちはおいしそうにニコニコしているようにみえました。
<5 アリジゴクがすむしぜんかんさつセンター>
センターのやねの下のじめんには、小さなあながたくさんあります。センターのせんせいが、あなにアリをいれたら、ひきずりこまれてしまいました。中にアリジゴクがいるのです。わたしはアリがかわいそうになりました。あとでずかんでしらべたらアリジゴクはウスバカゲロウの子どもだとわかりました。えいようがないとウスバカゲロウになれず、しんでしまいます。でもアリいがいのたべものはないのかな?とおもいました。