毎日たのしい!生きものたんけん ひがし山
吉本結衣子
東京都
目黒区立東山小学校
小学校2年生
全体説明
私はちいさいころから、生きものが大すきです。私がすんでいるのは中目黒駅と池尻大橋駅の間の東山というところです。公園はあるけれど、大きなゆうぐはあまりありません。
そのかわりに広い原っぱや大きな木、花、ビオトープなどのしぜんがあります。だから生きものがたくさんあそびにやってきます。
そして生き物を見たりつかまえにたくさんの子どももやってきます。生きものをつかまえているうちにあっという間になかよくなるので、たくさんのお友だちができました。そしてしぜんや生きものをたいせつにまもってくれる大人たちがいることも、毎日歩いてかんさつしているうちに気がつきました。しぜんがいっぱいでたんけんするのが楽しい、私の大すきな町です。春、夏、秋、冬、どのきせつも楽しいです。毎日いろんな発見があるので何時間あそんでも足りません。今日は何がみつかるかな、とかんがえると毎日楽しい気もちでいっぱいです。
観察ポイントごとの説明
<1 ちょう庭園>
ちょう庭園ではツマグロヒョウモンや黒アゲハ、モンシロチョウなどたくさんのちょうが見られます。なぜかというとランタナやツツジがさいているからです。とくにツツジは一面にさいているので多くのちょうがみつをすいにきます。私が一番きれいだと思うのはカラスアゲハです。なぜなら羽がかくどによって、ちがう色にみえるからです。調べたらこうぞう色というしくみだと分かりました。
<2 生きものの楽園、ビオトープ>
ビオトープはボランティアの方が生きものを守るためにかんりしているばしょなので、ここでしか見られない生きものがたくさんいます。だから私はビオトープで生きものをかんさつするのが大好きです。とくにヤゴは図かんでしかみたことがなかったけどここで本物を見ました。近くの公園にも池はあるのにどうしてヤゴがいないのか、ボランティアの方に聞いたら、水の中から植物が生えていたり、水の底に土があるからヤゴがいるんだよと教えてもらいました。ここにはアサザなどの水草もあり、これならトンボが安心してたまごをうめると思いました。本物のヤゴをみて、オオシオカラトンボとイトトンボはヤゴのころから大きさがちがうとわかり驚きました、ずかんでみるのと、本物をみるのは驚きがぜんぜんちがいます。私もおおきくなったらビオトープを守って、たくさんのこどもたちに本物の生き物をみせてあげたいです。
<3 ナミアゲハの足のひみつ>
ナミアゲハはレモンの木にたまごをうみます。たまごをうむところをかんさつしたら、いつもたまごをうむ前に足ではっぱをトントンしてるので、なぜだろうと思って調べたらドラミングといって、足でよう虫がたべられるはっぱかたしかめてたまごをうんでるそうです。ちょうが足で味を感じることに驚きました。またよう虫がたべやすいようにわかいはにたまごをうむことにきづきました。
<4 はらっぱの学校>
はらっぱの学校にはカマキリやクビキリギリス、バッタなどがみられます。なぜなら私のひざくらいまで草が生えているので生きものたちがかくれられるからです。一歩歩くごとに虫がとびだしてくるので、いくらでもつかまえられます。土にはハサミムシがいてさわってみたら手をきられそうになりおどろきました。ちいさいのに力が強いんだなと思いました。
<5 きびしいつばめのお母さん>
ほうわじ動車でツバメのすをみつけたので会社の方にツバメのすはいつからあるのですか?としつ問したら、ずっと昔から毎年つばめがやってくるので、いつからかはわからないと教えてくれました。また一どつばめの赤ちゃんがすからおちてきたことがあって、きゃたつにのぼってすにかえそうとしたら、お母さんつばめがすにいれさせなかったそうです。つばめの世界はきびしいと思いました。
<6 あわふき虫のマンション>
あわふき虫のあわをはじめてみた時に、木のえだにシャボン玉がついているのかと思ったけど、次の日もあわがあったのでおかしいとおもってしらべたらあわふき虫と分かりました。あわは雨や風にもながされずつよいそうです。あわの中をえだでつついてのぞいたら、中にはたくさんのあわふき虫のよう虫がいました。体の半分があわからでて、赤いしっぽが何こかみえてかわいいと思いました。
<7 ビワのたべごろ>
5月にビワの木にたくさんのみがなっていたので、おいしそうだなと思って見ていたら高学年のお兄さんたちがつるつるのみはたべごろではなくて、ふわふわの毛が生えているみがおいしいよと教えてくれました。ふわふわのみを友だちと木にのぼってさがしてたべたらびっくりするほどあまくておいしかったです。もっとたくさんのビワがたべたいので木が生えるようにたねを土にうめています。