ぼくのひみつのあそびばしょ
熊倉悠太
栃木県
栃木県鹿沼市立菊沢東小学校
小学校3年生
全体説明
ぼくのひみつのあそびばしょについて
パパが子どものころに遊んでいた場所です。山が近くにあり、木々の緑色、川のとうめいな色、空の青ととてもきれいな場所です。雑木林の山が、川の近くまで来ているので、鳥も虫の種類もいっぱいです。今回全部はしょうかいできませんでした。カブト虫、いろんな種類のトンボ、特に水がきれいなので、オイカワ、カワムツ、メダカもいます。近くの大きな川にはぎんぎょやカジカ、あゆもそじょうしています。
今年はイノシシが山から山ビルをつれてきてしまい、川に入れませんでした。なので、田んぼには害じゅうよけの電気さくがついていました。さわらないように注意して遊んだりかんさつしたりしました。
人があまり来ないところで、地元の人が歩きやすいよう整理してあります。自然をこわさないように遊びながら、守りながら、かんさつも続けたいです。
観察ポイントごとの説明
<1 オオムラサキ>
オオムラサキは日本の国ちょうです。数がへってきていてあまりいないと言われています。エノキの木で幼虫が育ち、成虫になるとじゅ液にむらがります。この場所では、オオムラサキのオスもメスもかぶと虫やくわがた、カナブン、スズメバチとも仲良くじゅ液を飲んでいました。この場所は、自然がいっぱいだから、オオムラサキもたくさんいるのだと思います。
コロナがはやはる前、オオムラサキのかんさつ会にさんかしたことがあります。さなぎからちょうになる所も見ました。羽もきれいで宝石みたいでした。そこには、エノキの木がいっぱいでした。でも、この場所ではエノキの木が分かりません。いつか見つけたら、エノキの木をよくかんさつして、また教えたいです。
<2 ギンヤンマ>
ギンヤンマは、川や池のようなきれいな水のたまり場がないといません。大きいトンボなので、いっぱい食べないとお腹いっぱいになりません。だから、自然ゆたかな所にいます。仲間が自分のなわばりをとらないよう、パトロールもします。沼地とか人が入ってあぶないからとか、害虫がいると、人間が自分勝手にうめてしまい、住める場所もへってます。
<3 カブト虫>
今年は春が暑く、夏が暑すぎてカブト虫が少なかったです。えいよういっぱいの、いい土じゃないと大きなカブト虫にはなりません。カブト虫がいる木には、じゅ液を出すためにカミキリムシやスズメバチが木をかじってくれます。虫同士協力してるんだと思います。
<4 ハグロトンボ>
細いトンボで、羽は真っ黒、背中やしっぽはピカピカのメタリックグリーンです。水がすごくきれいな所じゃないといません。とぶのがおそくて、止まっているときは羽が4枚バラバラに動くのでおもしろいです。ぼくの家で羽化させたこともあります。水そうからだっそうして羽化しました。幼虫の時、アメンボにコケがついたような細さでびっくりしました。
<5 オイカワ>
水のきれいな所で川の流れがある所じゃないと生きられない魚です。チョロムシやカゲロウの幼虫を食べます。このエサも水がきれいな所にしかいません。オスはにじ色で、はらびれ、せびれが大きくて、はでできれいな感じがします。手作りのさおでつって、バターで焼いて食べたこともあります。おいしかったです。