牛久の森 宝の道
廣瀬貴大
茨城県
つくば市立桜南小学校
小学校4年生
全体説明
ぼくは、ここ牛久自然観察の森によく来ます。この間も、子ども星見たいで夏の夜空を観察しました。身近な自然がたくさんあり、里山の会の人たちが管理しています。
特べつにめずらしい物があるわけではありませんが、大きな発見があります。1. セミの声も、空からふって来るようだし、2. 木の花や、葉など、自然の植物たちの色はとても美しく、形もかわいいです。絵の具や、色えんぴつでは、表現できません。山野草も、見どころの一つです。一番のオススメは、野鳥観察ポイントです。ぼくは、ぜひカワセミを見たいと思います。ぼくは、便利になることで、自然がなくなるのは悲しいです。建物ばかり作ってなくなろうとしている自然を守りたいです。生き物たちは、ひっそりと力強く生きています。牛久自然観察の森は発見がいっぱいで楽しいです。宝を見つけてね。
観察ポイントごとの説明
1. セミの道
ちゅう車場からネイチャーセンターへの最初の道です。いろいろな木がうっそうとしていて昼間でもうす暗いです。
チージリジリジリ カナカナカナ↑
ジーリジリジリジリ ミーンミーンミンミン
ツクツクホーシツクツクホーシ などいろいろなセミの鳴き声がします。
ジャノヒゲと言う小さく丸い、つやつやしたむらさき色の実のかわいい植物もあります。
2. コジュケイの林
ヤブカンゾウ、ワレモコウ、ヒメヤブランなどもあります。カブトムシも見つかります。生まれたばかりのカブトムシはカラスに食べられてしまうので、アゴや、角など、体の硬い部分が落ちてます。木も種類によって皮のざらざらしているもの、つるつるしている物、ごつごつしている物など、さわり心地もちがうし、もようもいろいろでおもしろいです。クヌギはごつごつして、硬いうろこみたい。
3. バッタ原
バッタ原は、ぴょんぴょんと飛ぶバッタの他にも、リンリンとすずのように鳴くコオロギや、大きな緑色のカマキリ、オレンジや、茶色、白、黄色など、いろとりどりのチョウがいます。タンポポや、スミレの花がさいている原っぱです。夏と冬に星の観察会をします。キツネのかみそりと言うおもしろい名前の花もさいていました。
4. ざっ草の道
甘くて食べられるヤマグワや、くさいにおいがするが、花は白とむらさきでかわいいヘクソカズラ、クマや鳥が大好きなヤマブドウ、みつが甘くてチョウが好きなヤブガラシ、ちょっとめずらしい葉が丸いマルバスミレなどが生えています。大きなまっ黒のカラスアゲハもいます。道は、白っぽいじゃりじゃりしたすなはまのようです。夜に空を見ると、星もよく見えます。夏の大三角も見えました。
5. 植物の広場(ネイチャーセンター前)
植物の広場は、オニバスや、今は小さいなしの実みたいなミツバアケビ、クサギ、葉の色が緑と白に分かれているハンゲショウなどかわいい植物が多いです。森のようち園みたいです。ネイチャーセンターの横には、大きくてりっぱな山桜があります。
6. 野草の道
野草の道には、ムクの木や、アオキ、シロダモ、ヤブラン、エビネラン、ウバユリ、それに葉の上に黒い実が乗っているハナイカダなど野草がたくさん生えています。ヤブレガサも生えているそうです。ここでは、山野草がたくさん見つかります。宝の道という由えんでもあります。うっそうと木がしげり、森の中という感じがします。ぼくは、ハナイカダを初めて見ました。葉の上に実が乗っているなんて不思議だと思いました。
7. 水辺の道(おすすめポイント)
カワセミの池、コムラサキの池ではw、カワセミや、セキレイ、メジロ、カルガモなど野鳥が20種類以上観察できるそうです。ぼくは、野鳥は見られなかったけど、ウシガエルが、低く、おそろしげに鳴いていました。コムラサキと言うキレイなチョウもいました。ウチワヤンマなど川トンボもたくさんいるそうです。ぼくが観察した中で一番好きなツリガネニンジン、青い花が鈴みたいでかわいいです。
8. 森のあずま家
「クズ」のアーチをぬけると、昔家風の休けい所があります。大きなかきの木があり、畑が作ってあります。畑の作物を目当てに、野ウサギも来るそうです。ヤマユリや、エゴノキ、ムベというアケビのような植物もありました。カッパ池に向かうと中にうすむらさきのギボウシがたくさんさいています。
9. カッパ池
大きなシダがあり、杉の木には巣箱がいくつかかかっていました。コブナの流れから、カッパの池では、ザリガニ、メダカ、ドジョウなどがいます。周辺には、イロハモミジ、シャガ、ギボウシなどがあります。小川に小さな橋がかけてあり、森のていりゅう所のようなこしかける所あります。オニヤンマもいます。