応募期間

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受賞作品一覧
入選
第33回 小学生の部

ほたるに会える大好きな通学路

増田 凜

静岡県
静岡市立井宮北小学校
小学校4年生

全体説明

ふだん通っている通学路をえらびました。特に通っている学校「井宮北小学校」のすぐそばには秋山川が流れていて、虫や生き物などにたくさん会えます。

私は「ニホンカナヘビ」を家でかっていたので学校から帰るとカナヘビのエサをつかまえるために公園や秋山川の土手に毎日のように出かけていました。

観察ポイントごとの説明

ポイント1

私の家からスタート。まず歩いて3分くらいのところになし畑があります。夏は、特にカブトムシやコクワガタが見られます。夜は外灯の光のところに集まっています。なし畑の下の土や落ち葉には幼虫がいて、きっとこれがサナギになってカブトムシやクワガタになるのだと思います。でも幼虫はどれもにているので見分けることがむずかしいです。

 

ポイント2

通学路のとちゅうにある昭府公園、飛行機の形をした遊具があるので飛行機公園とよんでいます。

公園はそんなに広くないけれどたくさんのしゅるいのセミがたくさんいます。一番多いのはアブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシなどです。大きさや色形もちがうし、鳴き声もちがっておもしろいなと思いました。昼間と夕方になってくると鳴き声の聞こえ方もちがっていました。

 

ポイント3

竜太橋の下。ここには茶色のカモがいつも二羽います。多いときは3~4羽泳いで時々秋山川の水の中に頭を入れています。きっとエサになる小魚や虫などを食べているのだと思います。バシャバシャと羽をあおいで水あびをしていてとっても気持ちよさそうです。

 

ポイント4

竜太橋から少し川を登っていくと竹やぶがあります。ここは学区のボランティアの人達がふえすぎた竹を切ってくれたり、ゴミ拾いなどを小学校の子どもたちと行っています。

そして井宮北「ほたるの里」プロジェクトチームを作って学校の横を流れている秋山川をホタルが住むきれいな川にして守っていこうと活動してくれています。学校のじゅ業で「北小学校の名人」といってつりの名人や、お花についてくわしい名人の人達が学校に来てお話をしてくれるのですが、「ほたるの里」チームの名人も、秋山川のホタルについて幼虫から成虫になるまでのお話や、ホタルの幼虫のえさはカワニナだと教えてくれました。

秋山川の流れの弱いすなのそこの所にカワニナが住んでいるのが見えます。

ホタルは6月中旬から7月の初めごろまで見ることができます。川がもっときれいになってホタルが増えたらいいなと思います。

 

ポイント5

秋山川の上流の土手の草むら。

ここはとにかくたくさんのバッタがいます。一番多いしゅるいはショウリョウバッタです。私はカナヘビをかっていたのでここでたくさんショウリョウバッタをつかまえてえさにしていました。5月ごろのバッタの大きさはカナヘビが食べるのにちょうどいい大きさだったのですが、夏休み前には大きなバッタしかつかまえることができなくなってしまいました。なのでカナヘビも広い草むらで元気にくらしたほうが楽しいだろうなと思ってバッタがたくさんいるこの草むらににがしました。ここではカナヘビも時々見られます。カナヘビとお別れした時はちょっぴりさみしかったけど、にがしたカナヘビはおなかいっぱい食べて、元気に仲間と仲良くすごしていると思います。

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