にぎやかさん歩道
稲垣 貴厚
茨城県
つくば市⽴光輝学園松代⼩学校
小学校3年生
全体説明
ぼくが住んでいるつくば市松代は、つくば山の南がわの平地にあります。たくさんのけんきゅう所や、家がならぶじゅうたく地ですが、大きな公園や森や畑があって、自ぜんがいっぱいのこっています。
家の近くには、ブルーベリー畑や広い畑、道路わきには、たくさんの植えこみやがい路じゅがあります。そこでは、めずらしい生き物に出会えます。だから、毎日、家ぞくで行くさん歩は、ワクワクドキドキです。
五月にじゅぎょうで町たんけんをしました。ぼくのたん当は、町の中にいる、生き物さがし。十日で百三しゅるいも見つけられました。その中になき声や音を出すものがいることを見つけました。だから、夏休みにたくさんの生物の中でどんな鳴き声や音を出すのか調べたいと思ってかんさつすることにしました。
観察ポイントごとの説明
ポイント①
庭から、「ビービー」と、大きな声が聞こえてきます。ケラです。力強い声です。でも、すがたを見せてくれないのが、さみしいです。「リーン、リーン」夏の夕方から、スズムシのやさしい声が聞こえます。よく見ると、はねをこすり合わせて、メスにアピールしているのが、よくわかりました。
ポイント②
ブルーベリー畑には、マダラもようがかっこいい、ゴマダラカミキリムシがいます。つかまえると、「ギーギー」と、ものすごい大きな音でいかくするので、おどろいて、つかんだ手を、はなしてしまいました。ほかにも、たくさんの鳴き声が、聞こえます。キリギリス、ハタケノウマオイ、エンマコオロギです。にぎやかで、虫たちの音楽会みたいです。
ポイント③
ここには、広い畑や、ザクロやクリの木があって、たくさんの野鳥があつまってきます。春には、「ケーン、ケーン」と、朝早くからキジの声がひびきます。「ギィエー、ギィエー」と、けたたましくオナガも鳴きます。ぼくのお気に入りは、ウグイスです。「ホーホケキョ」の声を聞くと、おちつきます。まねて、口笛をふいてみたけど、むずかしかったです。やっぱり、本物がいいな。
ポイント④
通学路のこの道は、ツツジの花が、たくさんあるので、春にはカナブンが、よく見られます。よく聞くと、アオカナブンは、「ブゥーン」、カナブンは「ブイーン」と、音がちがっていておもしろいです。
夏には、せの高いポプラの木にミンミンゼミが、「ミーン、ミーン、ミーン」と、元気いっぱいに鳴いています。「おれは、力強いぞ。」と、メスにアピールしているみたいです。
ポイント⑤
ここは、がい路じゅが、立ちならんでいます。今年は、六月二十六日にニイニイゼミが「チー」と、はじめて鳴きました。それからは、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシのじゅん番で、鳴きました。この中で、声と体が一番大きいのは、ミンミンゼミでした。ならのおじいちゃんの所にいたクマゼミが、つくばでは見つけられませんでした。