自然がいっぱい!!嘉瀬山までの道
澤田 健誠
青森県
五所川原市立嘉瀬小学校
小学校5年生
全体説明
ぼくの住んでいる金木町嘉瀬は、青森県の北西に広がる津軽平野の中にあります。嘉瀬には林が多いので緑が目につきます。春のおとずれはおそくて、桜がさくのは四月の末です。夏はすずしいのですが、せみの鳴き声がたくさん聞こえ、秋は、紅葉がきれいで、冬はとても寒く、雪がたくさん積もります。スキーができるくらいです。近くのため池には、多くの白鳥が来て、羽を休めています。
ぼくが通う嘉瀬小学校から歩いて十分ほどの所に嘉瀬山と呼ばれるスキーができる場所がありますが、そこまでの道を紹介したいと思います。
観察ポイントごとの説明
①嘉瀬小学校のグラウンドには、ムネアカオオアリというとても大きいアリがいます。ダンゴムシは大きいのに、一ぴきで引きずっているのを見たことがあります。ふつうは二、三びきで引きずっていくのに一ぴきでなんてすごいなあと思いました。また、口が大きいので、幼虫があばれても、口でがしっとおさえていてはなしませんでした。
②グラウンドから、歩いて二十分ほどの所にため池よりは小さいけれど、沼があります。この沼は、中にいる魚がなんとかすけて見えるくらいにごっていて、もが生えていて、そうじなどを全くしないから、にごっているんじゃないかなと思います。そこには、野ゴイとブラックバスがいて、ブラックバスは外来種で、自然を破かいするそうなので、早くいなくなればいいなと思います。
③その沼から嘉瀬山に行くまでの道に、ルドベキアというちょっとあまり見聞きしたことのない花が、さいていました。その花は黄色とオレンジがあり、どちらも、色があざやかだったのでこういう花がぼくの家にも、あればいいのになあと思いまいた。
④ルドベキアがさいていた所より、少し進んだ所に、コスモスが三つほど、さいていました。このコスモスは、まん中に近い方がピンクがこく、まん中から遠い方がうすいピンクでなんだか少し不思議だなあと思いました。また、土ではなく、石と石の間からくきが出ていて、こういう所からも花はさくんだなあとおどろきました。
⑤いよいよ、ゴールの嘉瀬山です。ここ嘉瀬山には、トカゲがいることは、分かっているのですが、あともう1つ何かいないかと空を見ていると…茶色の鳥が二羽います。これは何だと一所けん命に鳥を見つめていると、この鳥がトビだということが分かってきました。
前にずかんでトビのオスとメスが円をかくようにして、一緒に飛ぶと書いてあったのを思い出しました。それで、このことを実際に見られてよかったなと思いました。