守谷野鳥の森さんさくろ
山口 奈々帆
茨城県
守谷市立郷州小学校
小学校2年生
全体説明
野鳥の森かんさつろは、いばらき県の守谷市にあります。このかんさつ路には、鳥だけでなく、虫やザリガニやカエルなどもいっぱいいます。わたしは、ほいくえんのときから行っていて、今は鳥がすきなのでよく見に行っています。 おすすめのきせつは、冬です。冬は、はっぱがおちて鳥たちがかくれるところがないので、よく鳥が見つかります。はんたいに、夏は鳴き声はよく聞こえるけど、はっぱにかくれて鳥のすがたが見つかりません。 かんさつろには、休める小屋があります。また、野外ステージもできて、オカリナなどのえんそう会もひらかれます。トイレも作られて、べんりになりました。守谷市のボランティアの人たちがせいびしてくれています。 また、野鳥の森かんさつろのとなりのあたご中では、『野鳥の森少年団』というのがあって、かんさつ路をきれいにしてくれています。 すてきな場しょなので、もっとみんなに知ってほしいです。 |
観察ポイントごとの説明
①ホタルばし あたご南口から林の中を歩いていくと、ひらけた場しょにでます。ここがホタルばしです。 「キリキリ、コロコロ」と、木の上から可愛い声で鳴いているのは、カワラヒワです。わたしたちを出むかえてくれているようです。とまっているときはスズメのようですが、とぶと黄色いもようが見られます。 前に一度ここで、もうきんるいのノスリを見たことがあります。 ここでは小鳥をあまり見つけられませんが、がっかりしないで前にすすみます。
②南ルート 南ルートをおく山口にむかって歩きます。林の中では、「コココココ」というドラミングの音が聞こえます。 「ギィー」という声の方をよくさがしてみると、コゲラがいます。コゲラはキツツキのなかまのなかでも一ばん小さいキツツキです。 ここは、高い木がたくさんはえています。上の方を見てみると、アカゲラを見つけることもできます。 林の中にはオオタカのすもあったのですが、フクロウにおそわれてから、つかわれていないと、小さな鳥のしりょうかんの先生に教えてもらいました。
③畑や野原 ここのルートではいちど道ろに出ます。畑や空き地があります。 ちょこちょこ歩き回っているのは、ハクセキレイです。ときどき止まっては、おをピコピコしています。まるで畑のパトロールをしているようです。 ぽけーっとしてるように見えるのは、ツグミです。「だるまさんがころんだ」をするように歩いて、首をななめにあげて止まります。ツグミは冬鳥なので、十一月から五月くらいの間にしか見られません。
④山王下口てまえ ここは、ひらけていて、色々な鳥が見られます。空の上の方では、もうきんるいのトビやオオタカがとんでいるときがあります。下の方に目をやるとアオジが何わか、ちょこまかうごいているのが見られます。 「げんぺいつつじ、しろつつじ」という鳴き声をしているのはホオジロです。夏には、木のてっぺんで鳴いているすがたがみられます。
⑤山王下口はずれ ちょっとルートをはずれていますが、ここでも鳥が見られます。エナガは、オナガと同じで尾が長い鳥ですが、体はとても小さくてかわいいです。むれになって行どうします。ちょこちょことうごきがはやいので、上手にしゃしんがとれません。また、冬にはシジュウカラやコゲラとこんぐんを組んで行どうしているのが見られます。春には、 「ホーホケキョ」 と、ウグイスがきれいな声でないているのが見られます。
⑥北ルート 「ツーピ、ツーピ、ツーピ。」 「ギューイ、ギューイ。」
ここでは、大きな鳴き声が聞こえます。ツーピときれいな声で鳴くのは、シジュウカラです。体はスズメと同じくらいの大きさです。おなかのまん中に、くろいネクタイのようなもようがあり、かわいいです。 オナガは、おが長くて、見た目がとてもきれいです。でも、からすと同じなかまなので、ギューイと鳴き声がうるさいです。見た目と鳴き声が合わない鳥です。
⑦水辺ルート 「チョットッコイ、チョットッコイ」
やぶの中から大きな声が聞こえたら、それはコジュケイです。さいしょは、チョットコイと聞こえないくらいはやく鳴きますが、だんだんとゆっくりになっていくのが、鳴き方のとくちょうです。コジュケイは守谷市の鳥です。鳴き声はよくきくのですが、わたしはまだ、すがたを見たことがありません。 「ヒーヨ、ヒーヨ」 と、うえのほうから大きな声が聞こえたら、それはヒヨドリです。
⑧水辺広場と小屋 ここには小屋があって、中には黒板があります。ここに来た人が、自由に書きたいことを書くことができます。わたしは、その日に見た鳥をしょうかいするために、絵をかいています。 小屋のいすにすわっていると、 「ホーホケキョ」 とウグイスの鳴き声が聞こえます。 また、ムクドリがえさをさがしながらピョコピョコと近くまでよってきます。 |