くだものいっぱい 虫もいっぱい さあたんけんだ! ―くさかべのみち―
千野史暁
山梨県
山梨市立日下部小学校
小学校2年生
全体説明
ぼくのすんでいる山なししは、モモやブドウばたけがたくさんあります。草むらもたくさんあってみどりがいっぱいです。
このさんぽみちは、ぼくと弟、いもうと、おかあさんの4人でよく歩くみちです。草むらを歩くと、ぼくにおどろいた虫たちがうごいて、すぐわかります。ぼくが虫をとると、弟たちはよろこびます。
やさいばたけには、チョウのよう虫、なの花ばたけにはてんとう虫のよう虫、カマキリのたまご、いろんな虫の赤ちゃんにも会えるみちです。ぼくは、いろんな赤ちゃんの虫たちのかんさつをしています。
毎日歩きながら、すこしずつ大きくなって色がかわっていくくだものも、楽しみです。
「今日はどんな虫をさがせるか。」
虫がいっぱいのこのくさかべのみちが大すきです。あまいくだもの、おいしい草がいっぱいのくさかべのみちを、虫たちも大すきだと思います。
「さあ、きょうもたんけんだ。」
観察ポイントごとの説明
(1)
春は、なの花がいちめんにさいて、はたけは黄色です。おくの、はたけには、モモの花がさいて、ピンク色でとてもきれいです。
なの花にアブラ虫がいるので、春はテントウ虫をよく見ます。モンシロチョウもたくさんとびます。
なの花がかれると草むらになります。草むらをのぞくと、いろいろな、虫がたくさんいます。夏からはトンボがたくさんとびます。トンボはうごきが早いので、なかなかつかまえられません。
(2)
このおてらは、ぼくの友だちのいえです。あいさつをして、中をたんけんさせてもらいます。
にわには、大きなクロオオアリがいます。おくには、水のきれいな川がながれています。そこに、ホタルがとびます。
おてらの山門の近くに、ヒキガエルがいます。さわっても、ほとんどうごきません。朝、ひる、夕がたに見ると、いるばしょがちがいます。すずしくて、くらいところをうごくみたいです。
(3)
モモとブドウばたけがたくさんあります。はたけにおちたモモやブドウに虫がよってきます。ひるはアリや、カナブンが多いです。よるになるとカブト虫や、クワガタやガがとんできます。ハナミズキ通りの、がいとうの下にもよくいます。がいとうの色を見ると、白いでんきの下にしかいません。黄色やオレンジ色のでんきの下には虫はいません。
くだものをたべてしまうので、のうかの人は虫がきらいです。
(4)
ぼくのかよっているくさかべ小学校。門のよこにある林には虫がたくさんいます。ぼくは、よくカミキリ虫を見つけます。ギーギーないて、長いしょっかくをよくうごかします。
中にわの池には、ヤゴがいます。ぼくは、7月にヤゴからうかしているようすをかんさつできました。うかしたばかりのトンボは白っぽくてキレイでした。
池にはアメンボもいます。