自然ゆたかなあきる野市MAP
杉田光陽
東京都
あきる野市立西秋留小学校
小学校5年生
全体説明
学校からまっすぐ坂を下りていくと僕の友達がいる。ぼくは最初魚をつかまえることさえできなかったが、その友達と遊んでいるうちに魚や水生昆虫をつかまえられるようになった。それから毎日学校から帰ると、マウンテンバイクにのって田んぼに通っている。
するといくたびに新しい発見ができる。最初は川がきたなすぎていないと思われていたミズカマキリもつかまるようになった。いろいろな発見ができるのは田んぼだけではない。家や家の周りにもたくさんの面白い生物がいる。家には二年前くらいからコウモリがすみつくようになり、一年前には子どもが生まれ、今では大人になっている。学校の通学路にはいろいろな種類のチョウがたくさんいる。学校の中にはヒメオドリコソウと言う小さな花がさいていて、がれ木の下にはコオロギやスズムシがたくさんいる。家の庭には虫を食べにくるシジュウカラやスズメもいる。この道には、楽しいことがいっぱいです。
観察ポイントごとの説明
(1)
家の周りにはたくさんのチョウがいる。チョウを二年間追い続けていると、チョウが集まる場所があることがわかった。どうやらチョウはそこに水をのみにくるようだ。チョウはつかまえてもすぐ死んでしまう。でもチョウの死がいを標本にしておくと記念になる。家には二年ほど前からコウモリがすみついている。一年前にはかわいい赤ちゃんも生まれた。今ではそれが大人になってまだ住みついている。
(2)
学校の周りにもいろいろな生物がいる。花だんのほうにはコオロギやショウリョウバッタがいていつもえんそう会を聞かせてくれるし、児童館のほうのガケにはカブトムシがたくさんいる。多い時には一本の木に50ぴきぐらい集まっている。たまに、カブトムシをさがしていると、リスが下りてくることがある。あのかわいいすがたとはうらはらに観察しているともう獣のようにクワガタを手でつかんで頭からむさぼり食っている。
(3)
家からまっすぐ坂を下りているとそこには神社がある。神社にはクヌギの木がたくさん生えていてその木にクワガタがたくさん集まってくる。神社には鳥もよくくる。
ヒヨドリやシジュウカラ、スズメなど小型の鳥が多い。ヒヨドリは冬になると、よく木にとまってエサを食べている。ヒヨドリが下りてきた所をつかまえようとすると、すぐににげてしまう。たまにおそってくることもあるので、あまり近づかないほうがいい。
(4)
きれいな水が流れる用水路には面しろい生物がたくさんいる。特に多いのはハヤのち魚だ。中には6㎝をこす大物もいる。あみをあらおうと水につけてふると必ずハヤの子どもがかかっている。たまにどじょうもかかる。どじょうはぬめぬめしていてす手ではなかなかつかめない。ほかにミズカマキリやヤゴもいる。ミズカマキリは大きいのですぐ見つかるが、ヤゴは小さいし、どろにもぐるのでつかまえにくい。
(5)
用水路をたどっていくと、やがて川につく。川には水がたまっている場所がある。そこにはマングローブのような木が生えていてその根っこのほうにハゼがたくさん集まっている。ハゼはトロイのですぐつかまる。たまにどろをあみですくうとエビがたくさんかかることがある。エビをエサにしてつりをするとハヤなどがつかまる。川にはヘビもいて、めったに近づけないが、入ってみると面しろい発見がたくさんある。