応募期間

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受賞作品一覧
佳作
第29回 小学生の部

じーじとぼくのさんぽみち

横田雄生

愛知県
あま市立篠田小学校
小学校2年生

全体説明

ぼくのすんでいるところは、たんぼやはたけやいえがたくさんあります。川やよう水があっていろいろないきものをみることができます。ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは田んぼでおこめをつくったり、はたけでやさいをつくったりしているので、よう水はとてもたいせつなものです。

ぼくのさんぽみちのはじばりはよう水のはしのたもとです。ほぼまいにち、ぼくはおじいちゃんと犬のヒビキといっしょにさんぽします。さんぽみちのはじまりのよう水はとても大きく、田んぼに水が入るじきになると水がおおくなります。このよう水の水は、きそ川からみずがひかれていて、つめたくてとてもきれいです。水のすくないじきにはよう水のそこがみえていて、サギなどのとりたちがあつまってきます。水がおおくなってくると、たくさんさかなたちがやってきます。ぼくのいえのまわりは、まだぜんぶのいえとげすいどうがつながっていないので、よごれた水がよう水ろにながれていきます。すべての家がげすいどうとつながれて、もっと水がきれいになって、いろいろなさかなを見られるといいなとおもいます。

かにえ川はとても大きな川で、つりをしている人やしかくいあみで川えびをとる人をよく見かけます。つり上げたさかなを見せてもらうと大きなコイでした。ていぼうの上のみちはススキやマツヨイグサがたくさんはえていますが、人のとおりみちあけ大きなくさはえてきません。ていぼうのそとがわのしゃめんは、クズのつるでいちめんおおわれています。ていぼうのくさむらには、バッタやコオロギ、カマキリなどたくさんの虫が見られます。これからもさんぽみちでいろいろなものをみてまなびたいです。

観察ポイントごとの説明

1. よう水はしのちかく

このよう水のはしの下には、コンクリートせいのパイプがあります。いつ見てもパイプの上にカメがいっぱいのっています。ぼくが大きなおとをだすと、カメがいっせいに水の大きなおとをだすと、カメがいっせいに水の中にとびこんでいきます。よう水の水がすくないときは、パイプが水めんよりとても上にあるので、「どうやってのぼったんだろう。」といつもふしぎにおもいます。いつかのぼるところを見てみたいです。このよう水には、いろいろなカメがいます。その一つのミシシッピアカミミガメはもともと日本にいたカメではなく、アメリカからペットとしてもちこまれたものがやせいかしたということです。そのほかにペットショップでよく見るミドリガメも見ることができます。よう水にたくさん水がながれるようになると、メダカやモツゴ、フナなどたくさんのさかなをみることができます。そのさかなたちをたべるシラサギや大きなさかなもあつまります。

 

2. 田んぼのそばのミニダム

ぼくのきに入っているばしょの一つにこのミニダムがあります。このダムはコンクリートのでっぱりにちょうどひっかかるようにつくられた木のいたです。このいたをさしこむと、水がすこしせき止められてだんさができます。そのだんさによってできるたきみたいなながれが一ばんすきです。このダムは田んぼに水が入るじきになるといたをさしこんで、水いをたかくします。そして田んぼに水を入れるようにするのだそうです。いねをそだてるときは、一ど田んぼの水をぬいてじめんがひびわれするほどかわかします。これを中ぼしというそうです。中ぼしのじきには、さかなを見ることができません。中ぼしがおわるとよう水の水が多くなり、田んぼに水が入ります。そうするとよう水にフナやモツゴ、メダカ、アメリカザリガニ、ドジョウが見られるようになります。ミニダムのちかくではドジョウのいきつぎがよく見られます。

 

3. さかなとりば

ぼくのおじいちゃんは、さかなをとるのがとても上手です。川のじょうたいを見て、今日はさかながとりやすいひだとか、さかなのいるばしょをよくしっていて、ぼくにおしえてくれます。このばしょは、おじいちゃんとぼくがみつけたひみつのばしょです。たもですくってみると、モツゴやフナ、川えびなどが入っています。よく見てみると、大きなモツゴとちいさなモツゴのちがいがわかりました。小さなモツゴはぜん体てきに白っぽいいろをしています。そしてまん中にくろいせんが入っています。それにくらべて大きなモツゴは、おびれ、せびれがきいろで、体ぜんたいがきいろぽくなっています。

 

4. かにえ川につづくさかみちとていぼう

ぼくのうちのちかくの一ばん大きな川はかにえ川です。かにえ川ではふゆのあいだていぼうのこうじをしていて、ダンプカーやシャベルカーが大きなふくろに入った石や土をつみ上げていきました。そのときはまたしょくぶつがはえてくるかしんぱいでしたが、ちゃんとたくさんのしょくぶつがはえてきました。

かにえ川のていぼうにはすすきやクズ、ヨモギなどがたくさんはえています。なつのはじめにはあまりきこえなかった虫のこえが、たくさんきこえるようになりました。虫のこえはくさむらの中からきこえてきます。ていぼうのみちをあるいてみると、あちらこちらから虫たちがとびだしてkぅるのでとてもおもしろいいです。

 

5. あきちのくさばな

このあきちはぼくがうまれるまえから、くさばながたくさんはえるばしょだそうです。ふゆはかれくさばかりですが、はるからなつのあいだはくさはながたくさんはえます。このばしょには大きな木があり、その木におおいかぶさるようにクズがつるをのばしています。クズのつるは、ぼくがさんぽするどうろまでのびてきています。クズのつるにはところどころピンクっぽいむらさきいろの花を見ることができます。木の下のひかげにはツユクサがいちめんにはえています。ていぼうのひなたのばしょにもツユクサがはえていますが、木の下のひかげのほうがとてもげんきにはえています。小さなベルのかたちをした花はヘクソカズラといってちぎってもんでみるととてもくさかったです。このにおいで虫たちにたべられないようにしているそうです。

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