応募期間

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受賞作品一覧
優秀賞
第38回 小学生の部

京都御苑で自然いっぱいと私の成長Map

井田結子

京都府
京都教育大学附属桃山小学校
小学校3年生

全体説明

私のさん歩道は、京都の自然いっぱいの京都御所です。御所は私のお母さんのお腹の中にいる時からのおつき合いで10年になります。私がうまれてから、初めて見たさくら、もみじ、いちょう、虫、鳥もこの御所です。よく私は春夏秋冬に、家族でピクニックやおさん歩をしています。いつも新しい季節のお花がさいていたり、鳥や虫を発見したり、わくわくすることばかりです。小さいころは、ダンゴムシ、バッタ、トンボ、チョウチョ、セミ、ザリガニをあみを持っておいかけていました。また、きれいなお花でかみかざりを作ったり、マツボックリやドングリでおままごとをしたりしていました。でも三年生になって生き物の命が短いことを知ることで今は観察だけをするようになりました。昔のきぞくや天皇が住んでいた歴史のある場所でおさん歩できることは、すてきだなぁと思います。御所は、いつも元気をもらえる私のパワースポットです。私のお気に入りの場所を紹介します。

観察ポイントごとの説明

<1.池>
堺町御門を通って左側に池があります。私が、生き物の名前をおぼえた場所です。この池にはカメ、ハト、コイがいて、小さい時はここから帰ろうとしなかったそうです。また、ザリガニをとっていた知らないお兄さんにザリガニのつり方を教えてもらって初めてザリガニをとれたのもここです。それから私はザリガニに夢中になりました。二月ごろには、橋から南東の方角にアオサギの巣を5つ発見したこともあります。

<2.アオバズク>
少し北に歩いた宗像神社の大きな木でアオバズクを見ることができます。夏休みの夜にアオバズクの動画をとることができてうれしかったです。そして、今年は、三羽の巣立ちを見ることができてとても感動しました。
また、このあたりの道では、アオサギが歩いたり、止まっている所をよく見かけます。それと、ネコがこの神社によくいて、いやされます。

<3.出水の小川>
さらに北東に歩くと、出水の小川があります。暑い夏は、ここで水遊びをします。アメンボやトンボがたくさんいます。また、木登りをして遊んだり、ここでよくお弁当を食べたりします。6月前後には、ジュンベリーの実を少し食べるのも楽しみです。春には、大きなしだれ桜、八重桜、緑の花がつく桜を見ることができます。さらに北に歩くと、梅林と桃林があります。私は、梅のほのかな甘い香りをかぐと、春を感じます。

<4.公園>
さらに北上すると、お母さんの好きなモクレンの木があり、毎年、上品ですてきな花だなぁと思います。さらに北に歩くと、ブランコやすべり台などの遊具があります。緑がたくさんある公園で、かくれんぼをしたり、大きなシャボン玉を作ったりした思い出があります。ここでは、チョウチョやアキアカネやショウリョウバッタを見つけました。また、大きなはく力のあるしだれ桜を見ることができます。

<5.鳥の水場>
東に歩くと、鳥の水場があります。バードウォッチングをされているおじいさん達がいつもいます。私はおじいさんに鳥の名前をたくさん教えてもらいました。シジュウガラ、ヤマガラ、ルリビタキ、ツグミ、カワセミ、モズ、オオルリ、エナガを見ることができました。ここにもアオバズクの巣をつくるスポットがあります。私が一番うれしかったことは、私の手のひらにヤマガラがちょこんとのってくれたことです。

<6.母と子の森>
鳥の水場から少し南に歩くと母と子の森があります。ここには、小さな青空図書館があり、よくお母さんに絵本や紙しばいを読んでもらっていました。生き物の図かんもたくさん置いてあるので、見つけた鳥や虫、植物はここでよく調べています。私たちがかってに名前をつけたトトロの森でかくれんぼもよくしています。あと、サルのコシカケ、ハリガネオチバタケヤなどのきのこも見つけました。夜にセミの羽化の観察をしました。

<7.マイイチョウの木>
京都人は、桜、もみじ、イチョウなどお気に入りの木があります。私のお気に入りのイチョウの木は、ご所の真ん中ぐらいにある、少し坂の上にある大きな木です。毎年家族で、会いに行きます。きれいな黄色のじゅうたんの上で、妹と、コロコロとねころがって遊びます。お父さんが「ここはきぞくのお家があった所だよ」と教えてくれました。私はきぞくもこのきれいなイチョウの木を見ていたのかな、と頭の中でそうぞうしました。

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