~自然も国宝級~松本城周辺路
伊野 柊哉
長野県
才教学園小学校
小学校4年生
全体説明
ぼくは、松本市の小学校に通っています。住んでいる所からは、電車で約一時間かかります。松本に通うようになってから、松本城にもよく遊びに行くようになりました。
最初はお城や、イベントが目当てで行っていましたが、ある時、松本城にもカワセミがいると聞き、どうしても見たくてさがすことにしました。
ガイドさんやお城の管理事務所の人に、カワセミの見られる場所を聞いてみましたが分からず、お堀の周りで写真をとっている人に話を聞いてみてやっとカワセミの居場所が分かりました。
教えてもらってよく目をこらして見てみることでやっと見つけることができました。
たくさんの観光客の人がお城を見に来ているけれど、カワセミに目を向けているのはぼくたちだけでした。お城だけではなく自然も国宝級の、松本城のお堀周りの散歩道をしょうかいします。
観察ポイントごとの説明
①ハヤブサ
松本城の上空に、たまに飛んできます。巣は少しはなれたテレビ塔にあるようです。
絶滅危惧種に指定されており、ぼくは今までに一回しか見たことがありません。ハヤブサという名前のとおり、飛んでいる時はものすごく速くすぐに見うしなってしまいそうになります。
ぜひ、上空も時々見上げて、ハヤブサを見のがさないでください。
②アオバズク
松本城園内の、木のうろの中にひっそりと住んでいます。
道をはさんだ北側の松本神社にある大きなケヤキの木と、庭園のケヤキの木の、二本しか住むところがありません。
この大事な住みかとなっている木が、お堀の整備、来年一本切られてしまう予定になっているそうです。なんとかくい止めないと、住む場所がなくなってしまいます…。
③ハクチョウ
ハクチョウは渡り鳥なはずなのに、なぜか夏でもお堀のどこかを泳いでいます。
二羽いつもなかよしの姿が見られて、いやされます。
④カワセミ
清流に住むと言われるカワセミが、こんな街中で見られてとてもびっくりしました。
「空飛ぶ宝石」と言われているように、そのすがたはとても美しいです。
石がきにとまって、時々お堀の中に入って水あびをしています。その時にひろげる羽がとてもきれいです。
春になると、子育てする様子が見られます。
⑤ミシシッピアカミミガメ
ぼくはカメが大好きです。アカミミガメは外来種です。恐らく飼いきれなくなりすてそのままふえていたと思います。
ペットは最後まで飼ってほしいです。
ちなみにこのお堀には、ヘドロをじょきょするためにEM菌がまかれたことがあります。ヘドロはなくなりましたが、アオバズクのエサとなる「ガ」もいなくなってしまいました。
他の方法が考えられるといいと思います。