いきものいっぱい いりおもてジャングルたんけん地図
福本 隼央
京都府
京都市立御所南小学校
小学校2年生
全体説明
ぼくは西表島が大好きです。なぜならいろいろな生き物にあえるからです。三年れんぞく夏休みに家族で来ています。
とくに好きなのはユツン川のしゅうへんです。どうろから一歩足をふみいれるとそこはジャングルです。二メートルぐらいのシダがあったり、木と木がつながっていたり、つるが木とからまったり、たれさがったりしています。モダマの木のつるはブランコになります。
木のかげをよく見ると、虫やトカゲなどいろんなしゅるいのいきものが見つかります。京都では見たことがないいきものがいっぱいいます。いりおもてだけしかいない種がたくさんいます。
いりおもてじまは今年国立公園になって世界いさんになるかもしれません。いきものたちのだいじな島は人間にとってもたからものです。
観察ポイントごとの説明
ポイント① いりおもてじまのどうろ
しまにはぐるっといっしゅうどうろがとおっています。イリオモテヤマネコがよくでるばしょには出っぱっている赤い線がつくられていて、車がとおると大きな音がでてその音でヤマネコを近づけさせないようにしています。島の人たちはヤマネコのためにいろいろくふうをして、がんばっているんだと感動しました。ヤエヤマセマルハコガメがさんぽしていることもあるので注意してください。
ポイント② ユツン川の水辺
どうろから山道に入って行くと、大きなシダの木がいっぱいはえていてジャングルのようです。坂を下っていくとコケが生えた石の階段になってすべらないように手でささえながらおりるとユツン川がながれています。
オオグチユゴイがたくさんいて、葉をなげるとよってきます。川沿いの石に穴があってその中にヒメアマガエルのオタマジャクシが気もちわるいぐらいたくさんいます。
ポイント③ ジャングルの中
ジャングルの中の細い木のえだにはサキシマキノボリトカゲがいます。しっぽを切らないことで有名です。ぼくが初めて手にトカゲをのせようとした時すぐにかまれてしまいました。大人のトカゲはまだ手に乗せるのがこわいけど、子供はかわいいのでのせられます。大人は緑で木の上のほうにいて、子供は茶色くてじめんのかれ葉のしたなどにいます。しめったところが好きです。
ポイント④ サトイモの葉の上
ジャングルの中には、あまやどりできそうな大きなサトイモの葉があって、その上に緑のアオミオカタニシがくっついていました。カタツムリみたいだけどタニシだそうです。
からはとうめいで体が緑だからすけています。からだがとがっているのがカタツムリとタニシのちがいかなと思いました。タニシだけで見るとはでだけれど、サトイモの葉の上だと同じ色なので、めだちにくかったです。
ポイント⑤ ここでしかみれないいきものたち
サキシマスベザトウムシは「千とちひろの神かくし」の「かまじい」のモデルになったそうで、ふわふわとふしぎな動きをするくもです。さきしましょ島だけにいるそうです。
川の上をとぶコナカハグロトンボはいりおもてと石がき島しかいないトンボだそうです。
イリオモテモリバッタはきみどりとくろのしまの体で足は赤い色ではでないろををしています。見つかりやすいからここにしかいなくなってしまったのかもしれません。