わたしの田んぼみち
わたしの田んぼみち
大阪府
関西創価高等学校
高校1年生
全体説明
わたしが今回、観察したのは京都市宇治市の東角というところにある田園です。
わたしと父は、春になるとこの田んぼにつくしを採りに行きます。今は夏なので、つくしはスギナになっていました。
このあたりは、バードウォッチングで有名な場所もあるそうです。
ここで見かけたジャンボタニシやミシシッピアカミミガメは、もともとこの場所にはいなかった、外来種です。誰かが持ち込んでそういった外来種が、昔からいた生物より繁殖し、もといた動物や植物がいなくなってしまったのだと思います。
ペットなどが飼えなくなって自然にかえす人はその行動がどんなことを引き起こすのか、よく考えてほしいです。
観察ポイントごとの説明
観察ポイント①
5月頃になると、ここへ父とつくしを採りに来ます。今は夏なので全部スギナになっていました。わたしと父が持って帰ってきたつくしを母がきんぴらにしてくれます。
観察ポイント②
京都の田んぼには、鳥のサギがたくさんいます。水田や川にいる魚やカエル、ザリガニを食べているのです。
今回、いろいろなサギを見ることができました。今まで白いコサギしか見たことがなかったので、うれしかったです。
観察ポイント③
ジャンボタニシと呼ばれているのは、スクミリンゴガイという貝です。実はこれはタニシではありません。
ここでは、ジャンボタニシが大量にいました。
観察ポイント④
ジャンボタニシの卵は、鮮やかなピンクや赤色です。
最初に見たときは何なのかわからなくて驚きました。調べてみてピンクのつぶつぶが何なのかわかってよかったです。
観察ポイント⑤
トンボを見ると、夏の終わりを感じます。田んぼには、たくさんのシオカラトンボがいました。このトンボはオスとメスで色がちがいます。
わたしが見たシオカラトンボは灰色だったので、オスのシオカラトンボでした。
観察ポイント⑥
1.5cmくらいの黒い斑点のある小さなカエルを見つけました。よく調べてみると、ツチガエルは水田などに生息するカエルで、この田んぼでもたくさん見かけました。
観察ポイント⑦
ここでは、さっき見たカエルとは少しちがった模様のカエルを見つけました。湿地に生息するカエルで、エゾアカガエルというそうです。
観察ポイント⑧
アメンボがいました。
観察ポイント⑨
川まで行くと、ミドリガメが三匹いました。ミドリガメはミシシッピアカミミガメというのが学名です。これも外来種です。
観察ポイント⑩
川で、アオサギを見つけました。川のちかくで歩いていました。湿地によく生息するそうです。
観察ポイント⑪
もう少し進むと、ゴイサギの幼鳥がいました。幼鳥と言っても。30センチはありましたが、成熟すると58~65センチにまでなるそうです。
水田などによく生息するそうです。