生きものいっぱい とうもんの里
井上 敬太
静岡県
掛川市立第二小学校
小学校3年生
全体説明
ぼくのすんでいるいる、掛川市やその近くの市(南遠しゅう地方)に広がる田んぼを、「とうもんの里」とよびます。
生きものがすきなぼくは、とうもんの里の「田んぼの生きもの調さ」にさんかしたことがきっかけで、もっとたくさんの生きものを見つけたいと思い何ども調べに行き大すきな場所になりました。
とうもんの里そう合あんない所を出発して、田んぼにそって歩いていくと遠くからは見えない色いろな生きものを発見できます。はじめて見る生きものが多くいて図かんで調べると、外来、ざい来、ぜつめつきぐのしゅるいがいっしょに生きていることをしりました。
また、ここには農やくをつかわないアイガモ農ほうの場所があります。さいしょのころは山からおりてきたキツネやハクビシンがアイガモを食べてしまうこともあったそうです。ぼくはアイガモ農ほうを見たことがないので見てみたいと思います。
観察ポイントごとの説明
①
そう合あん内所の入口にツバメのすがあります。せい長した何羽ものツバメが田んぼの上を気持ちよさそうにとんでいます。ふんのそうじはたいへんだけど大事にしている、と教えてもらいました。
庭の池では近くでつかまえたウナギがカゴの中で泳いでいました。どろぬきをしているそうです。次に来た時はいなかったので、食べてしまったのかなと思いました。
いつ来ても楽しい場所です。
②
この場所から回りをみわたすと多くの鳥がいます。アオサギのとぶすがたを見たらすごく大きくてはく力がありました。羽の色がきれいでした。その近くにはコサギが二十羽くらいいて、いっせいにとぶことはなく一羽一羽べつにとんでいました。スズメは、むれで何かを食べていました。むれでとんでいるのをみたのは、はじめてです。その他にゴイサギやアマサギ、カワセミなども来るそうです。
③
ざっ草が多く生えているこの道はたくさんの虫が見られます。おもにバッタ、コオロギキリギリスがかくれています。その中でおどろいたのは赤い口がとくちょうのクビキリギリスです。かまれた時にむりにひっぱると首がきれるのが名前の由来だそうです。アカトンボやシオカラトンボ、オオイトトンボがとんでいました。よく見るといろいろな生きものがいるのでもっとさがして見つけたいです。
④
ここでは、ドジョウやカイがとれました。調べてみたら、外来しゅのタイワンシジミとカラドジョウでした。またジャンボタニシと言われるスクミリンゴガイやそのたまごがたくさんありました。様ざまな大きさのミシシッピアカミミガメをかんさつしていたら、メダカのむれをおいかけて食べていました。だから生きものをかうのがいやになっても、にがさないでほしいです。メダカは、ぜつめつきぐしゅなのでいなくならないか心ぱいです。
⑤
ここがぼくが一番お気に入りのポイントです。ここから川に水が流れていきます。
「田んぼの生きもの調さ」の時にニホンウナギのちぎょがとれました。他に長年調べている先生もはじめて見つけたというカワアナゴがとれました。二ひきともこんな所にるのかとおどろきました。足を一歩ふむと、ヌマガエルがとびはねます。このカエルはしずおかい西に生そくしているそうです。生そく地がかぎられているのがふ思ぎです。