花咲く散歩道
澤口 佳歩
青森県
青森県立名久井農業高等学校
高校1年生
全体説明
私が通っている名久井農業高校の周辺は田畑に囲まれたとても自然豊かな地域である。違う町から通っているため、この道を通ったのは高校に入学してから初めてだった。澄みきったきれいな空気の中田んぼ道を歩いていると美しい鳥の鳴き声が響き渡りとても心地よく晴々しい気持ちになった。このような自然は、心もきれいにしてくれるのだと思う。歩いているとたくさんの植物や虫を見ることができた。その中から自分の好きな「花」に着目してこの作品を作った。豊富な種類の花に出会うことができたのは、自然豊かなこの地域だからこそだと思う。何十年後も自然豊かな地域であってほしいので環境を守り大切にしていきたい。また、今回の観察を通して普段何気なく歩いている道にもたくさんの植物があるということを知ることができた。自然に目を向けて歩いてみたいと思う。
観察ポイントごとの説明
①まず学校を出て進んでいくと右側に竹林がある。その手前にツツジの木があった。ツツジは合弁花類で春から夏にかけて先端が五裂した花をつける。色はピンク色だった。
②右に曲がり両わきに草や花がしげっている坂を下っている途中、ヒメオドリコソウが咲いていた。下の葉は緑だが上にいくにつれて紫色の葉になっている。うすい紫の小さな花が葉の脇に咲いていた。
③Y字路を右に進んでいくと左には森林、右には田んぼという砂利道だ。田んぼ側にはたくさんヒメジョオンが咲いていた。よく似たハルジオンも咲いていた。花びらが細いほうがハルジオンである。
④砂利道を進むと左側に小さい青紫の花が咲いていた。花は5枚で、花の後ろに飛び出た距が目立つ。葉がギザギザしている。
⑤砂利道を抜け、右に曲がるって坂を上ったところにシロツメクサが咲いていた。小さな花が集まっているため1つの花に見える。シロツメクサの葉であるクローバーもたくさんはえていた。