応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
佳作
第28回 中学生の部

稲城市野鳥観察コースの解説

穂積楓

東京都
共立女子第二中学校
中学校1年生

全体説明

この道は私の家(みはらしの家)から、図書館までです。結講アップダウンが激しいので夏はリュックで朝のうちに行くのがオススメです。また、自然が多い分、虫が多いです。念のため薬は持っていた方がいいです。そして、この道順だとあまり信号が多くないので安全です。今回私は野鳥のみですが、稲城は東京都と思えない程自然にあふれているため本当に様ざまな動植物があるので、つかれたら、道ばたにしゃがんで観察してみるのも、いいと思います。あと、この観察路のゴールは中央図書館なので、観察途中にわからない事があれば、図書館で調べるのもオススメです。図書館は涼しいので一石二鳥なのでは? 最後に、観察を楽しみましょう! 動物をイジメたりしてはいけません。動物が出てこなくて観察にならないですので。さぁ出発!

観察ポイントごとの説明

(1) ヒヨドリ

ヒヨドリは向陽台小学校の周りに多くいます。冬に出てくる事が多く、私の家では毎年南天の実を食べられてしまうという被害があります。ホトトギスくらいの大きさです。木というよりは、鉄柵などにとまっているようです。高い声で鳴き、集団で飛び回る事が多いみたいです。渡りの時など春に多く見かける事ができます。

 

(2) ホトトギス

この鳥がいるのは春~夏です。高い声で鳴きます。木(桜など)をよく見ると、灰色や茶色で見えずらいですが大きめなのでわかりやすいです。

 

(3) ツバメ

夏なら基本的にどこでも見ることができますが、このあたりだと、ホームラン橋の真上を飛んでいるのが見えます。雨が降る前にツバメが低く飛ぶというのは本当で、これはエサとなる虫が水で羽がぬれ下の方を飛んでいるためです。

 

(4) スズメ

この鳥は一年中どこでも見ることができます。向陽台小学校では毎年稲作りをするのですが、秋のしゅうかく前にスズメに食い荒らされることがありました。でも夏には虫を食べてくれるので、秋にアミをかければ人間はいいことばかりです。

 

(5) ハシボソガラス

カラスも、スズメと同じで一年中、どこでも見る事が出来ます。昔は、みはらしの家のゴミすて場を荒らしていたのですが、最近は三和に移動したみたいです。スーパーなのでゴミが多く出るのと、すぐ横が森だからだと思います。観察路の、城山公園の横の坂道を登っていく時など、高い木をよく見ると、使いおわったカラスの古い巣があります。この前見たものにはハンガーや針金が使われていました。

 

(6) ハクセキレイ

ハクセキレイも移動の道順がハシボソガラスと似ていて、最近は観察路の図書館へ向かうまがり道やスーパー三和のあたりに見かけられます。尾を上下にふって、人のすぐ近くまでよってくるので、とてもカワイイです。本当に近い時は三十センチメートル位なので、細かい所まで見れるはずです。ビックリさせないよう注意をはらって観察してみて下さい。

 

(7) シジュウカラ

シジュウカラは草むらや木にとまっていることが多いです。コガラやハシブトガラに似ていますが、背中が黄色や黄緑なので木にとまっていなければすぐわかります。城山公園から図書館へ向かう道によくいます。

 

(8) コガラ

コガラはハシブトガラとそっくりで、見分けはつきづらいですが、ハシブトガラは北海道の鳥なので稲城で見かけるのはコガラのはずです。コガラも木の上や、キツツキの使い終わった巣の中などにいます。コガラはおたまヶ池の方の道にいるのですがここはアオダイショウ等のヘビが出るので気を付けて歩くようにして下さい。

 

(9) トビ

トビはとても大きな鳥で、ピーヒョローと、高い声で鳴き空をせん回しています。春の強い風が吹く日は何羽も飛んでいます。図書館のすぐ上の坂で少し持っていると飛んでくるのが多いですが、夏は暑くてしんどいと思うので、見たい時は春をオススメします。

 

(10) ノスリ

ノスリもトビと同じ位の大きさで羽がとても大きく、図書館の裏の森に、巣のような物もありました。ただ、ノスリは本当に陽気がいい日じゃないと出てこないです。普段は森の奥に住んでいて、ねずみ等をとって食べています。おたまヶ池の上あたりにいる事が多いです。おたまヶ池は底なし沼のような部分があるので気を付けて下さい。

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