僕の住む町緑台 木もれ日の森 探検MAP
森脇健太
兵庫県
淳心学院中学校
中学校1年生
全体説明
僕が小学校に通っていた6年間、毎年学校行事で遠足をしていた思い出溢れる森がある。緑台「木もれ日の森」だ。自宅から徒歩数分に位置するこの森は、湿っていて日当たりが悪いがそんな環境の中でも数えきれない程、沢山の動植物が存在することは知っていた。中学生になった今、この森は僕の目にはどう映るのだろう。今年は自然を探求すべく再びこの森を探検してみよう！見たことはないが動物がいたとされる形跡などを追っていざ思い出の森へ出発だ！
観察ポイントごとの説明
（1）
1の川幅は2m弱、源流は森の奥、深さは足首がつかるほどの浅さで、色はとう明でまあまあきれい。川にはアメンボ、ヤゴなどがいる。又、水は冷たく気持ちが良い。
（2）
この場所で動物のフンを発見！おそらくシカだろう。家族がここで何度も見たという証言があるので絶対シカだろう。シカは単独では行動せず、数頭の群れで行動するので、このフンも一頭のものではないと僕は推測する。因みに、シカの鳴き声を聞いたことがありますか？「ヒューヒュー」と鳴くんですよ。
（3）
ここにはクリの木が沢山ある。まだクリの実は落ちていないが秋になると緑色から茶色に変わる。あと二ヶ月くらい経てばこのあたりの地面はクリだらけになるだろう。
（4）
道を省略しているがここから先はおそろしそうで足を踏み入れたことができなかった。辺りにはシダ植物が多く歩いているとあちこちの茂みから「カサカサ」と音がする。この音は低い位置で葉の茂みから聞こえる。多分、この辺りには無数のヘビがいるのだろうと推測する。
（5）
ここで風景がガラッと変わり、空が見える。この辺りは緑が少なく足元はゴツゴツしていてつまずきそうになる。あと、ハチが多いのでここを歩くときは険しいがスピードをあげてすぐ通り過ぎてしまおう。
（6）
ところどころ何かの巣らしきものがある。穴の大きさからして小動物であると推測する。このあたりでタヌキの目撃証言もある。
（7）
山桜がある。森の外の景色が見える。ワラビなどのシダ植物もあった。このまま普通のルートで行けば山頂の見晴らし台まで行ける。
（8）
ヤマモミジを見た。緑あざやかな色だった。ここの辺りにいる人はほとんどの人がすずをつけていた。おそらく熊よけのすずだと思われる。出会ったことはないがこの森には熊がいるようだ。
（9）
ヤマオダマキなどが見られた。そしてこの辺りにも「カサカサ」という何か動いている音がする。ここにも多分、無数の蛇がいるのだと推測する。
（10）
9からかなり離れたところに位置する10にはショウリョウバッタなどの昆虫がいた。あとヤマオダマキも少し見られた。因みに林田町へ続いていく。
（11）
11の見晴らし台から見える景色はすばらしい。残念ながら自宅は森の木々でかくれて見えないが僕が通った小学校は見える。西、北方面は、森にはばまれて景色はふさがっているが南方面には広畑地区、東は広峰地区とかなり広い範囲の景色を見ることができる。