人と自然の今昔地図物語

全体説明

戦後、曾祖父は国の政策で山を開拓するために、家族で福島県へ移り住んだそうだ。それから75年。祖父の代になり、家には住んでいないが1000坪の畑を趣味で耕している。昔はSLも走っていたという東北本線の駅から、曾祖父の家まで歩いてみた。
以前はアスファルト道路がなく、次第に道路が整備されていったそうだ。子供の頃の話から、高度経済成長期に就職した祖父の体験を聞くと、社会の授業で習ったことがそのまま祖父の経験したことだなんて不思議な気がした。また、中学生の自分が得た知識を通して見る自然の様子は、以前は気付かなかったことにも気付くことができた。
時代と共に移り行く自然、変わったもの変わらないものを、人との関りを通して見ていきたい。