応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
佳作
第29回 高校生の部

寺家ふるさとむらについて

田口翔太

東京都
東京農業大学第一高等学校
高校1年生

全体説明

ここでは、季節によって異なる生き物を見ることができます。スズメバチなど毒を持った生き物もいますが、歩道などは整備されているのでとても歩きやすいです。

 また、東京と神奈川の県境にあるので週末や休日には多くの人が訪れています。

 寺家ふるさと村とその周辺ではタヌキなどの野生動物を見ることができます。他にも珍しい花や中国の漢方薬などにも用いられる冬虫夏草と呼ばれる虫からはえるきのこなどを見つけることができます。

 なお、今回紹介した生き物達は行ったらかならずしも出会えるわけでありません。これからの生き物は時季によって出会えない場合があります。オオムラサキなどは個体数が少ないので見れる確率のほうが低いです。また、場所は自分が見つけた場所なので他の場所にもいると思います。

観察ポイントごとの説明

オオスズメバチについて

 木の根元や樹洞の中に巣を作ります。日本に生息しているハチ類の中でもっとも強い毒を持っています。

 寺家ふるさと村でもクヌギなどの樹液をなめているところをよく見かけます。

 また、攻撃性が強く非常に危険な種類です。見かけても刺激しないよう近づかないほうがいいと思われます。

 

アオダイショウについて

 意外とどこにでもいるヘビです。人家の近くにも生息しています。主にネズミや鳥のヒナなどの小動物を食べます。

 寺家ふるさと村では、田のあぜ道などでとぐろをまいている姿などを観察できます。他にもマムシやヤマカガシなどの毒蛇も生息しています。

 

オオムラサキについて

 幼虫はエノキを食草としています。成虫は6、7月に1度だけ発生します。クヌギやコナラなどの樹液にあつまります。

 寺家ふるさと村では毎日かよって年に1度見れればいいぐらいの確立でしか見ることができません。

 また、オオムラサキは日本の国蝶でもある。

 

シオカラトンボについて

 どこでも見られる種類の一つです。雌のことをムギワラトンボと呼ぶこともある。産卵は水面をたたくようにし行います。

 寺家ふるさと村では、田んぼや池などの上を飛び回っているのを観察することができる。

 また、幼虫はヤゴと呼ばれオタマジャクシなどを捕食する。

 

カブトムシについて

 雑木林で樹液の出ている木をみつけて夜見に行くと対外います。オスにはツノがあり、メスにはありません。幼虫は腐葉土などを食べます。

 寺家ふるさと村では、夏になると多くのカブトムシが発生します。夜になると多くの採集者が集まります。

 

コクワガタについて

 前に述べたカブトムシと同様に樹液にあつまります。腰痛はクヌギなどの朽木を食べます。日本全国あらゆる場所に生息しています。

 寺家ふるさと村ではカブトムシよりすこし少ない気がします。他にもノコギリクワガタやミヤマクワガタが採集できます。

 朝の樹液酒場を見る鳥に食べられてしまったものを見ることができます。

 

梅について

 寺家ふるさと村には小さい梅園があります。季節になると一斉に花が咲きとてもきれいです。花の色は、白っぽいものや赤っぽい色のものがあります。

 また立派な桜の木などもあり、春にはさくら祭りが行われる。桜や梅が咲く頃には多くの人が訪ずれます。

 

カワセミについて

 川・湖・池などで見ることができる。繁殖期以外は一匹で行動していることが多い。

 また、色は見事な青でとてもきれいです。

 寺家ふるさと村では、むじな池という場所で見ることができます。数は少ないのであまり見ることはない。いる時は池に飛び出た枝などにとまっている。

 

カイツブリについて

 本州の中部以南では流暢、北海道や本州の北部では夏に飛来する夏鳥になる。池や沼などに生息している。

 寺家ふるさと村では、つがいで子育てをしている所を観察できたりする。他にも、エサを取る姿などを観察できる。巣が台風などで流されてしまうこともある。

 

ウシガエルについて

 ウシガエルは食用として輸入したものが野生化してしまった外来種です。本種はとても大きくオタマジャクシの状態でも手のひらサイズがある。

 寺家ふるさと村では、昼夜をとわずこのカエルの鳴き声をきくことができます。あまり気持ちのいい音ではありません。

 

ツクツクボウシについて

 このセミの鳴き声を聞くと夏も終わりだなという感じになります。

また、寺家ふるさと村ではツクツクボウシの他にもヒグラシやミンミンゼミなどの鳴き声を聞くことができます。昼間はセミの大合唱で騒音に近い程の音を聞くことができます。

 また、セミから生える冬虫夏草を見ることもできます。

 

ゲンジボタルについて

 夏の風物詩といえばホタルです。夜、暗い中を飛び交う光はとても幻想的です。

 寺家ふるさと村には、ゲンジボタルの方にもヘイケボタルがいるので長い間ホタルの光を楽しむことができます。

 ホタルといえば光ることですが、日本にはあまり光らないホタルもいます。

 

タマゴタケについて

 フランス料理などにも使われる高級食材の一つです。タマゴタケはテングタケ科のキノコでこの仲間にはベニテングタケやドクツルタケなどの有毒なキノコもあります。寺家ふるさと村にも毒のあるキノコは沢山生えます。素人目で食べられると思ってもよく似た毒キノコの可能性もあるのであまり食べないことをすすめます。

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