応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
佳作
第29回 高校生の部

私の通学路

横尾千尋

兵庫県
賢明女子学院中学校
高校1年生

全体説明

私が歩いた道はいつも、家から最寄りの駅まで自転車で通る通学路です。

普段は朝や夜に急いで通り過ぎてしまう小さなところまで見て発見できたのでよかったです。

私の住んでいるところは家や田んぼが多いので生き物や植物などはたくさん見れました。私の通学路で一番好きな場所は駅から少し出て私の家までの一本道にあるハナミズキです。その一本道にたくさんのハナミズキがあるのはとても癒されます。

 いつもは前ばかり見て周りをみることがなかったのですがゆっくり歩いてみると自分の住んでいる町がとてもいいなと思うことができました。

 このように普段いつもいるところなのに注意してみてみるとさらにたくさんのことが知れたので今度からはそんなとこにも着目してみようと思いました。

観察ポイントごとの説明

(1) 夏と言えばセミ!! 夏になればどこに行ってもセミは必ずみかけます。セミの中でも「ミーンミーン」と「シャンシャン」と鳴くような色々な種類があるけどどれも同じような形でかっこいいです。

 透明な羽や色がついた茶色の羽などセミについてたくさん調べたくなります。

 一週間で死んでしまうのはとてもかわいそうだと思います。だから少しセミがうるさいのは我慢します。

 

(2) 私はここにカメがいると知りませんでした。弟に教えてもらってカメを見たときはとてもびっくりしたしうれしかったです。

野生のカメをみたのがはじめてだったし、一匹ではなくて池の中にたくさんの小さなカメがいたのです。

 カメが池の中に浮かぶ岩の上に乗って頭をちょこんと出していたりすごくかわいかったです。後、カメのこうらをこんなに細かくかくことがなかったので何だか変な気持ちでした。

 

(3) 正直、トウモロコシやトマトがみれるなんて思っていませんでした。

田んぼで稲を育てるだけではなくて、今日見たものやイチヂクの葉っぱなど普段はテーブルに並べられたものやスーパーなどでしか目にしないのでこうやって人の手によって育てられているんだなと育てる人のありがたみが分かって良かったです。

 これからは自給自足の生活が増えるだろうので畑が増えるといいなと思いました。

 

(4) 小さい頃はよく草むらのところに行ったのでバッタやカマキリをたくさんみかけました。けど最近はめったにみないなと思った時に草ではなく道路でみれたので感動と驚きでいっぱいでした。

 カマキリは手(カマ)を触るととても痛いが顔はよくみるとかわいいです。

しかも書きやすい顔でした。

 後カマキリの卵も春ぐらいにみたのを思い出しました。

 

(5) 田んぼの中にはカエルの鳴き声がすごくきこえたのでみてみるとやはりカエルがたくさんいました。

小さなアマガエルならかわいいけど大きくなるとすごく気持ちが悪いです。

私が小さいころはカエルだのおたまじゃくそなどたくさん触ってましたが今は勇気がでません。

 理科などで両生類という特徴を知ってからみるとおもしろかったです。

 

(6) ヤモリは真しょうめんからなかなかみることができないので一度は顔をまじまじとみてみたいなと思いました。

ヤモリは動くと気味が悪いけど私が一番好きなヤモリの部分は手です。

あの小さな手が分かれて指みたいになっているのがとてもかわいいです。

 私の家の窓にはりついていたヤモリは大きいヤモリと小さなヤモリがいました。親子かなと思いながらみているととてもいやされます。

 

(7) 私は小さい頃、私の家の目の前にあるどぶでよくザリガニをみかけました。

ザリガニをつり、育てるのが大好きで夏になるとよくザリガニつりに行きました。

私の近にいるザリガニは日本ザリガニではなくアメリカザリガニが多いです。感動の瞬間はやはり脱皮です。

やわらかそうな脱皮した後の皮をみると

「すごい! 成長したなぁ」

と思えました。なんかなつかしかったです。

 

(8) 私は花の中で一番好きなのがひまわりです。夏が好きだし、夏に咲く花なのでみるととても元気がでます。ひまわりを絵でかくのもとても好きだけど私がかくひまわりと本物はたねのところが全然違いました。中から外にかけてこいところからうすなっていくような雰囲気でした。

 スペインかどこかにひまわり畑があるように私もひまわりにかこまれたいなと思いました。

 

(9) 私は3年間この通学路を通ってきたけれどここに川があってしかも魚がいるなんてあまり目にもつかないのでびっくりしました。

しかもその魚はアユぐらいの大きさのからコイぐらいの大きさまですごく大きいものもいてびっくりしました。

 私が魚にくわしかったら何の魚かすぐに検討がつくだろうが分からないので何だかすこしもったいない感じがしました。またこの魚がみたいです。

 

(10) バッタも、小さい頃はよくつかまえていました。だけど今になると図かんなどでバッタの顔をまじまじみるとすごくはっきりした顔だちをしててつかまえるのがもうしわけなく感じて触りません。

 バッタも色々な色のバッタをみます。よくみるのが緑、たまにみかけるのが茶色。などこのようにバッタは住む場所に適合させて色が大分前から変化したのかななど考えると生き物の変化はとてもおもしろいなと思います。

 

(11) 私が通学路の中で一番好きな場所です。

今は木に葉っぱがたくさんはえているだけだと咲く時期になるとピンクのかわいいきれいな花が咲くのでみていて私までうれしくなります。

 この場所は一本道で片方の道にハナミズキロードができています。ハナミズキが咲く時期、咲かない時期によって四季が感じられるのはとてもいいことだと思います。歌からイメージするようにハナミズキはいい花です。

 

(12) トンボは秋にみかけるものだと思っていました。けど夏にみたのはとてもラッキーだと思いました。

しかも羽が青色でとてもきれいでした。

トンボの歌にもあるようにトンボの目は本当に大きくてメガネのようでした。

 図かんなどでよくみるとトンボの羽の形が少し違ったり色が違ったり種類もたくさんあることが分かりました。今とんでいたのはもうすぐ秋だというサインのようでした。

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