応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

応募用紙ダウンロード
受賞作品一覧
優秀賞
第40回 高校生の部

お地蔵さまとまったり散歩道 ~自然と共に歩む~

神足佳音

兵庫県
賢明女子学院高等学校
高校1年生

全体説明

この町は寺院や神社が集まっていて、海に面しているという特徴があります。昔は商店街として繁盛していました。今も昔ながらの住宅が残り、お店として地元の人やこの町で働く人の味方となっています。 今は漁船がたくさんとまり、 住宅街として幅広い年代の人々が暮らしています。私の家族は親戚含め子どもが多いので、よく海の周辺へみんなで散歩に行っていました。この地図を見た人にはほっこりまったりこの町の魅力を見つけながら、潮風の香りとともに散歩してほしいです。また、自然の魅力は山だけではありません。海にもお寺などの植物にも自然は語りかけています。それぞれの場所には春夏秋冬、朝昼晩それぞれ異なる魅力が隠れているので、そこも自慢の一つです。特に桜の季節はあらゆる所で春を感じられるので、全身で散歩を楽しむことが出来ます。この町の思い出と共にまったりくつろいでいっていくださいね。

観察ポイントごとの説明

<1 桜トンネルを越えて生命を感じる>
この公園は元々立派なお家が建っていました。その住人の方が市に公園として土地を寄付してくださいました。今では海の見える公園、桜や松、シロツメクサ、たんぽぽ・・・人も犬も鳥も虫も散歩のコースとして人気の魅力あふれる公園です。入学式の写真スポットにも、四つ葉のクローバー探しにもとてもおすすめです。 

<2 沙羅双樹>
ここのお寺には平家物語に登場する沙羅双樹の木々が数多く存在します。色々な種類の沙羅の花を一度に見ることができます。沙羅双樹の下にいらっしゃる小さなお地蔵さまたちもかわいいです。他にも日本らしい植物がたくさん見ることができます。この町で一番歴史のあるお寺となっています。ヨガや写経会などもやっているのでぜひ訪れて、お参りして行ってください。6月頃がおすすめです。

<3 25種64鉢のハスの花>
鉢植えのハスで薄ピンクや白の蕾が開きます。そして陽光に透ける花びらが神秘的で清々しく、暑さをひととき忘れさせてくれます。

<4 ツバメの聖地!?>
私はこのお家をツバメの聖地だと思っています。毎年、春になると一番にこのお家にツバメがやってきます。なんとこのお家の屋根には4つのツバメの巣ができています。相当気に入っていて、何度も巣を 作るほど長い間ツバメが継承している場所なのでしょう! この周辺は他にもツバメの巣がいくつもあって、春から夏はツバメが空を飛んでいますよ。

<5 花の名前は”シラン”>
この神社はとても小さいです。周りの家も古いので夜は不気味に感じます。この花の名前を母に尋ねた時は「知っとるよ。“シラン (紫蘭)”」と言われたので、どう言う事やねん」と、返した記憶が残っています。

<6 ボタン(牡丹)のお寺>
歩いていくには少し時間がかかりますが、とても綺麗で人気のお寺です。正面はハスの咲く池があり、 中央の橋を通って中に入ります。中はたくさんの牡丹の花が咲いています。色々な色のボタンが咲いていてとても綺麗です。ふわりとして赤く染まった花びらがとても魅力的です。

<7 疲れた時は海で休もう>
夕焼けの綺麗な時間に訪れると心が落ち着く浜辺です。一面のヒルガオには感動!  天気のいい日は淡路島と徳島県が見えます。最近は、海を眺めていると魚がたくさん跳ねます。海の中はどのような自然が広がっているのでしょうか。ウォーキングにもランニング にもおすすめの自然を近くで感じられる場所です。 近くの階段を登るとまた違う海と空の景色も見れます。訪れると素敵な出会いがあるかも…

<8 黄色のガザニア>
神社の階段の近くにたくさん咲いています。小さくて可愛らしいです。足元にも自然発見!  見たことはあってもなんの花か知らなかったので、調べてみると色々な色があったり、乾燥に強いなど、初めて知ることがたくさんありました。この地域は雨が少ないので最適な場所ですね!  自然ってすごい! 

<9 ヒガンバナ(彼岸花)>
この神社は菅原道真が立ち寄った地とされています。その際に仮寝をしたので、この神社のある岡は仮寝の岡といわれているそうです。その岡に松を植えて仮寝の松と呼ぶようになったと神社にあった松のそばに書いてありました。その周りには赤い彼岸花が沢山咲いていました。この神社にあった数多くの鳥居とマッチしていてきれいでした。

<10 てんとう虫の道>
ここは海へ続くランニングコースにぴったりの道です。父と走った際に数えきれないほどの様々な種類のてんとう虫とその幼虫がいました。小さい時に初めてて んとう虫の幼虫を見た時は色が赤と黒なので怖かった記憶があります。今も幼虫は少し苦手です……。 大人になってもてんとう虫たちはこの道にいるのかな…。

<11 急に飛ぶセミ>
夏休みは朝早くからセミたちが鳴きます。今ではうるさいと思いますが、幼稚園児や小学生にとっては セミの抜け殻取り放題で人気の場所です。1の公園にもセミが集合します。私はビビリなので木が多いところは通るのは少し怖いです。

<12 シオカラトンボ、オニヤンマ…>
季節によっては様々なトンボが見れる場所の一つです。私はアキアカネが好きです。弟が幼稚園児だった頃、トンボを探しによく散歩に行きました。たまに帽子の上に止まっているトンボを見ると嬉しくなります。

<13 蝶々とブルーロープタワー>
ブルーのロープでできた大きな遊具ではよく遊びました。一番上は結構高いので春に登ると、上から桜が見下ろすことができます!  ここにもトンボが多いです。蝶々も色々な種類の蝶がいるので今度遊びに行った時は調べてみようと思います。もっとたくさんの自然について知りたいです! 

<14 まるで迷路!ツツジと蜂たちの丘>
ツツジとツツジの間を通ってクネクネと進む道は競争にぴったり! もちろん、まったり登っていくのも魅力。気をつけなければいけないのは蜂です。360度ツツジなので、虫たちも大好きな場所です。振り返ると、蜂さんこんにちは状態になったりするので、季節によっては気をつけて!  友達と丘の上の木のテーブルで食べたランチは美味しかったなぁ。自然って身近なのだと気づきました!

一覧へ戻る