受賞作品一覧

瀬戸内海島探検

入選
榮藤 楓夏
兵庫県
賢明女子学院高等学校
高校1年生
第35回 高校生の部

全体説明

毎年夏になると、瀬戸内海をクルーザーで渡り小さな島で夏のひとときを楽しんでいる。兵庫県相生市のマリーナから出航し、30分位で男鹿という小さな島に到着する。この島に住んでいる人は、ほとんどおらず、海の家を経営している家族が暮らしている他は、マリンレジャーを楽しむ人や釣りをする人が季節を問わず訪れ、年中にぎわっている。
この島は、山が毎日のように削られ山肌がむき出しになり、遠くから見ても目立つほど独特な形をしている。見るたびに山が細くなってしまい、いずれ全部削られてしまうのかと心配になる。削った土は空港などの埋め立てに利用されているようだが、たくさんの豊かな自然に恵まれたこの島を今のまま残してほしいと願う。
この探検で、いつも見逃していた植物や虫もたくさん観察出来た。毎日続く猛暑の中、力強く生きている姿が印象的だった。