応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

応募用紙ダウンロード
受賞作品一覧
入選
第39回 団体の部

ド田舎片魚自然特集

片魚 探検隊(代表:岡芳加)

高知県
四万十市立大用中学校
中学校2年生

全体説明

私が当たり前のように生きている環境には美しく強い花や、いきいきと楽しく生きてる動物などいろんな生き物がいることが分かりました。毎年同じようにあるから特別に感じていませんでしたが、観察したり思い出したりしていると特別ではないのだと思いました。毎年咲くからこそ当たり前に感じるのではなくて、特別に感じて来年も見ることができるように守っていきたいです。
今、地球温暖化で環境が変わっていく中で片魚はまだその影響はあまり受けていません。しかし、いつその影響がでるかは分かりません。だから今ある自然を大事に守っていき、よりよくしていきたいです。それだけでは、地球温暖化はとまりません。こわれていく自然をなおしていくのも限界があるし、原因をなおさなければとまることはありません。そうだとしても私は私にできることを諦めたくありません。私は、私にしかできないことをしていくつもりです。

観察ポイントごとの説明

以前市長をされていた田中全さんがハウスの骨組みがある所を四万十のマチュピチュとフェイスブックに投稿しているのをみました。田んぼが段々になっている所や、ハウスが建っている所などマチュピチュにたしかに似ていると思いました。世界遺産にもなっているマチュピチュに似たきれいな自然と歴史を感じる物が片魚にあることを私は誇りに思います。又少し見方を変えると、いつもの風景が特別にキラキラして見えました。

”ガネ”と言う言葉を聞いたことがありますか?ガネとは川のかにのことです。メスのことをメンタ、オスのことをオンタと言います。オンタのはさみには身がぎっしりつまっていて、メンタのみそがとてもおいしいです。ガネが川をくだっている時に、ガネかごという物を使ってつかまえることができます。しかしつかまえるのにはかんさつという物がいるのでむやみやたらに取らないように注意してください。

今年の夏もすごく暑くなっています。だからついついエアコンのあたりすぎになってしまっていませんか?そんな時には”自然のエアコン”を探してみてはいかがですか?山や木々の影は思っているよりも涼しくて、速攻性があります。なのでエアコンをつけて部屋が涼しくなるのを待つ必要はありません。それに影だけでも涼しいのに、風なんて吹けば最高です。しかもこの場所には目の前にごく浅い川があるため足をつけてのんびり過ごすのもいいと思います。今、地球温暖化が進み危機的状況にあります。そんな時に一日中エアコンをつけておくとより進む一方です。しかし、外に出かけて”自然のエアコン”を探すことで少しでも遅らせることができると思います。地球温暖化という環境問題を作ったのは私たち人間です。だからこの問題を解決するのは私たち人間の義務です。私に大きな改革とかはできないけど、普段の生活でできることは取り組んでいきたいです。

野生の動物はみたことありますか?たとえば、うさぎはペットとして飼われていますが片魚では野生のうさぎを見る事ができます。他にも鹿や猪が見れます。私はもののけ姫にでてくるシシ神様のような鹿を見たことがあります。高確率で会えるわけではないので会えると嬉しいです。それにうさぎや鹿、猪を見ると少し安心します。今地球温暖化で環境が変化しているのに、まだ野生生物が生きていける環境だと分かり安心します。

夏の風物詩として蛍があります。黒い景色にぽっと光がともる光景は何度見ても今、初めて見たような気持ちになります。それに、蛍が住める水はキレイだといいます。だからこんなキレイな川があることを誇りに思うと同時にこの川を維持していきたいです。来年も蛍が見れるように私たちにできることをして、今の自然を維持していきたいです。それに、維持するだけではなく今よりももっともっといい環境をつくっていきたいです。

夏になると田んぼの上を赤トンボが飛びかいます。虫取り網を適当に振っているだけでもつかまえられそうなくらい飛んでいます。飛べることが嬉しいのか、それとも人生のパートナーを見つけようと飛んでいるのかは分かりませんが、静かに飛んでいる姿はなぜか目をうばわれます。私は空をとんだことがないのでトンボの気持ちが分かりません。それでもどうしてトンボが静かに、つい目をうばわれるように飛べるのか知りたいです。

春になると毎年、必ずツバメが帰ってきてくれます。同じ巣に帰ってきてくれるのが嬉しいです。今年もこの巣をえらんでくれた!と思えて嬉しいです。時間がたつと子供がぴよぴよ鳴く声が聞こえます。大きく元気に成長しろよ!と親のような気持ちになります。雛が巣だつ時は、わが子が巣だっていくような気持ちです。春にツバメが帰ってきて、卵からひながかえり、成長して巣だつ姿は感動します。

田舎といえば田んぼです。田んぼには顔が四つある事を知っていますか?春になり蓮華が咲き、夏になると苗が青々とし、秋には稲になって田んぼがおうど色に染まり、冬は稲を刈りとった後が見えます。私は田んぼの顔を見る事が好きです。コロコロ変わるわけではありませんが、毎年その季節になると同じ顔をするのでなんだか落ち着きます。四季を感じる物はたくさんありますが、田んぼでも四季を感じてみませんか?

まだ苗が小さい時に田んぼにおたまじゃくしがでてきます。田んぼの端の方で身を寄せあって泳いでいる姿は、とてもかわいいです。大人に成長したカエルはもっとかわいいです。夏になると光にさそわれて窓ガラスにくっついているこうけいをよく見ます。田んぼの前を通るとゲコゲコカエルの大合唱が聞こえます。毎年、毎年、いつも姿をみせてくれるカエルが大好きです。私はカエルを守っていきたいです。

たけのこをほったことはありますか?私はあります。山の中は暑くて、ほるのさえ大変だけど意外に楽しいです。先っぽがちょっとだけ出ているのをほるのですが、一メートルを超えているたけのこを見つけてこれはたけのこといえるのか!?と思いました。それに、ほるときに傷つけてしまうとダメだと聞いたことがあったので慎重にほりました。毎年たけのこの季節になると長い期間、たくさんのたけのこが食べれます。

秋になると彼岸花、別名曼珠沙華が咲き乱れます。曼珠沙華とは仏教用語で天上の花という意味があります。彼岸花の花言葉には怖いイメージがあるように悲しき思い出、あきらめがあります。それに対してあの真っ赤に染まり、燃えあがっている見た目の通り情熱という花言葉もあります。毎年たくさんの彼岸花が咲き赤く染まる一帯はすごくキレイで神秘的です。秋は紅葉もいいですが、彼岸花の赤を楽しむのはいかがですか?

春の花といえば、桜です。私はそう思います。桜はいつ見てもキレイです。ちらほら咲きだした時も、満開の時も、花びらが散っている時もどんな桜も私は好きです。みんなを楽しませ、散る時でさえキレイな桜に私は憧れます。桜のように強く美しく生きたいです。それに桜は夜もキレイです。ライトで照らされた桜は光の部分と影の部分があり言葉で言えないほどキレイです。春になり桜の花が咲くのが待ちどうしいです。

土用の丑にはうなぎを食べます。そのうなぎを自分でとるのはいかがですか?ミミズをつかまえてきて、ころばしというつかまえる物をセットするとうなぎがとれるかもしれません。とれるとうなぎが安く食べれるのでつかまえるのもいいかもしれませんよ。それに私はうなぎがいる川が近くにあるのにとる経験はしたことがありません。だから、ころばしというわなのことやとり方なども受けつげたらいいなと思います。

一覧へ戻る