応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
優秀賞
第36回 団体の部

崎枝バードマップ

崎枝野鳥観察隊(代表:立津晴歌)

沖縄県
石垣市立崎枝小学校
小学校6年生

全体説明

私たちの住む石垣島の崎枝は、島の中でも野鳥がとても多い地域です。私たちの通う崎枝小中学校の中でも多くの野鳥を見ることができます。朝から昼過ぎの時間には、特別天然記念物①カンムリワシや絶滅のおそれのある②アカショウビンを校庭でよく見かけます。音楽の授業の時、カンムリワシがよく教室の近くに飛んできて私たちの歌を聞いています。
また、登下校の時も⑬シロハラクイナや⑰リュウキュウキジバト、⑳イシガキヒヨドリなどの野鳥を何羽も見ることができます。
毎年崎枝には、御神崎という観光名所にたくさんの観光客が訪れます。崎枝バードマップを観光客の目のつくところにはれば、みんなが崎枝の野鳥に興味を持って、崎枝周辺でとても多いレンタカーによる野鳥のロードキルを減らすことができるんじゃないかと考え、私たちはこのマップをつくりました。
野鳥が楽しくくらせる崎枝をずっと私たちで守っていきたいと思います。

観察ポイントごとの説明

1. 崎枝小学校の北側には、大きなグラウンドがあります。雨がたくさんふるとミミズがたくさんでてきます。それを食べるためにカンムリワシがとんできます。カンムリワシにはするどいくちばしがありとてもかっこいいです。学校旗をつけるポールがおきにいりのようでごはんを食べおえるとそこできゅうけいしています。はねを広げると一年生の子たちより大きくなります。カンムリワシのためにもきれいな学校にしていきたいです。

2. 崎枝小学校の南側に私たちの教室があります。教室をでると目の前には大きな鉄ぼうがあります。そこによくアカショウビンがとまっています。アカショウビンは10センチくらいでとても小さく赤いくちばしがかわいかったです。あるとき教室にかわいらしいネズミがでました。先生がつかまえようとしましたが外ににげてしまいました。そのとき、チュウチュウと声が聞こえたと思ったらアカショウビンがつかまえてたべているところでした。とてもびっくりしました。

3. このポイントは、東側に大きながけがあります。そのがけにはせの高い木がたくさんはえていました。木のえだには、リュウキュウメジロのつがいがいました。大きさは、ニワトリのたまごと同じくらいでした。目のまわりは白色で体はきみどり色でした。とてもすばやく、私たちがちかづいていくと、「キヨキヨキヨキヨ」とないてにでていきました。とんでいくとき羽をすごいスピードでうごかしていました。

4. このポイントは、西側にはまだせいびされていない畑がありました。そこには、イシガキヒヨドリがたくさんいました。イシガキヒヨドリは畑にいるミミズなどの虫をおいしそうにたべていました、イシガキヒヨドリの大きさは赤ちゃんの顔くらいの大きさでした。色はきれいな茶色です。イシガキヒヨドリは崎枝にとてもたくさんいる鳥で私の家の前にあるでんせんにもよくとまっています。「ピッピッピ」ときれいな声でないています。

5. このポイントは、せの高い牧草がたくさんはえている場所です。ここにはサギの仲間がたくさんいました。そのなかでも一番体が大きかったのがダイサギです。体の色は白色でくちばしは黄色でした。くちばしの形がとくちょうてきでペリカンのようでした。足は黒色で細く長かったです。ほかにもコサギがいました。コサギは足が黄色で石垣牛の牧草をいっしょに食べていました。サギの仲間がたくさん見られるのは、めずらしいです。

6. このポイントは、北側にたんぼが広がっています。かんさつした時期はちょうどたんぼに水をいれる時期でした。たんぼのよこには大きな松の木がありそこに小さな鳥たちがとまっていました。この小さな鳥たちは、たんぼの中にいる小さな虫たちを食べに来たのではないかと思いました。ここで見られたリュウキュウモズは、シッポのような羽が長くするどいくちばしをもっていました。崎枝では数が少ない鳥です。会えてうれしかったです。

7. このポイントには牛が食べる牧草ロールがたくさんおいてありました。前をとおると、あまじょっぱいみたらしだんごのようなにおいがしました。帰って理科の先生に聞いてみたら、それは草がはっこうしているにおいでした。そのにおいがすきなのかロールとロールのあいだにシロハラクイナの巣がありました。巣をのぞいてみるとくろくてもふもふしたひながいました。ひなはとてもかわいかったです。また、ひなは黒色だと知りました。

8. このポイントの東側には、サトウキビ畑があります。サトウキビは、私よりせが高く風がふくとカサカサときれいな音がします。サトウキビ畑の上ではハシブトガラスがくるくるとまわりながらとんでいました。きっとこのサトウキビ畑はハシブトガラスの巣がある場所なのだと思います。ハシブトガラスがいる場所にはハシボソガラスはいません。二種類のカラスには、それぞれなわばりがあるのではないかと思いました。

9. このポイントには、崎枝公民館があります。そこには、たくさんのハトがいます。崎枝には、2種類のハトがいます。1つめは、リュウキュウキジバトです。このハトは、崎枝にたくさんいて1日中みることができます、体の色は、はいいろで、「ホッホーホッホ」と鳴きます。もう1つは、リュウキュウズアカアオバトです。この鳥は、朝ときどきみることができます。体の色は、きみどり色をしていて、葉っぱみたいでとてもきれいです。

10. このポイントは、私たちのすむ崎枝で一番車がとおる場所です。御神崎に行くため、レンタカーがすごいスピードでとおります。かわいそうなことに道には、オオヒキガエルがつぶされていました。それを食べにカラスがきていました。崎枝には二種類のカラスがいます。一つは、くちばしのほそいハシボソガラスです。もう一つは、くちばしのふといハシブトガラスです。ハシブトガラスのほうがまるまるとしていてかわいいです。

 

 

チーム代表: 立津晴歌(6年)マップづくり、説明文書き

森田まるる(4年)説明文書き

國仲彩禾(5年)マップづくり

立津桃瑚(5年)マップづくり

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