応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

応募用紙ダウンロード
受賞作品一覧
最優秀賞
第29回 小学生の部

下校が楽しい道草の道

渡辺杏奈

茨城県
那珂市立菅谷東小学校
小学校4年生

全体説明

私は両親がはたらいているため、朝は家から20分で学校につきますが、帰りはおばあちゃんの家に帰るので、1時間かかります。

おばあちゃんの家は学区外になるため、ずいぶんとおいけど、帰り道が楽しいです。それは、道草ができることです。虫いじりやかんさつなどができます。公園や竹やぶなど毎日発見があります。あまりおそいのでおばあちゃんが様子を見に来たり、先生に注意されたりしたこともありますが、おばあちゃんは「道草もだいじなことだよ。」といってわらっていました。

雨の日はとくにあそびます。水たまりのアメンボをおいかけまわします。水たまりにどこからともなくやってきてすいすいおよいでいます。

昔から、くらべると、自ぜんがなくなったと言いますが、小さな虫たちはひそかにくらしています。この自ぜんがなくならないよう、虫のくらしやすい地球にできたらうれしいです。

観察ポイントごとの説明

ポイント1 学校の回り

大きなさくらの木がなん本もありますが、あまりざっそうはありません。学校のかだんには、アリの巣もよくみかけます。夏になるとチョウがとびます。チョウは、食草にたまごをうむので、食草が大事です。

オンブバッタは、おいかけてもトノサマバッタのようにとんでにげないので、はねているところをつかまえやすいです。

ハサミ虫やムカデは、コンクリートのじめんにもよく見られます。

 

ポイント2 公園

秋にはカマキリのたまごをよく見つけます。カマキリのしゅるいによって、たまごの形がまんまるだったりほそながかったりします。

春に小さいカマキリがうようよでてきます。

みの虫は、メスはみのの中でたまごをうんでしんでしまいますがオスはガんいなります。

またはだかにしたみの虫をけいとやおりがみをきったものを入れたはこにいれると、きれいなみのを作っています。

ミノ虫は、冬の寒さではいきていけないのでミノの中でとうみんするのです。

 

ポイント3 公園

カナヘビは、見つけると、ともだちがあつまってきてすごいすごいといってとりかこみます。それほどにんきないきものです。

トカゲとカナヘビのちがいは、トカゲはつるつるしているのにたいして、カナヘビはザラザラしているところです。

てきにおそわれるとしっぽを切ってにげます。てきがしっぽにきをとられているうちににげるのです。切れたあと、同じ形ではなけど、またしっぽがはえます。

このことをじせつといいます。

 

ポイント4 竹やぶ

竹やぶはすずしいです。日かげになっているからです。夏の終わりごろコオロギが草のおいしげった中でずっとないていました。さがしてもすがたはみえないで、なきごえだけがきこえました。

ダンゴ虫はなんかいかだっぴをします。

たけやぶには黒くて小さいだんご虫がいます。足は7ついで14本あります。

 

ポイント5 じゃり道

雨の日の楽しみはじゃり道です。じゃりがしきつめられている下のコンクリートのくぼみにいつもおなじく水たまりができます。そして、おなじくアメンボがきます。アメンボはすばしっこくて、おいかけても水にういてすいすいにげていきます。 雨があがるとアリがじゃり道に巣を作ります。はたらきアリは、巣から出て、ずっととおくにいきます。ときどきそれをおいかけてゆきます。

 

ポイント6 公園

最後の公園には、大きなさくらの木があり、そこにたくさんの種類のセミが来ます。毎年たくさんの種類のセミが産まれます。羽化は何度も見ました。羽化の最後は、ちじんだ羽がみるみるうちにビントなり、朝までにはしっかりした羽になります。絵は羽化ちょくごの絵です。羽の色はエメラルドのようです。

一覧へ戻る