応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
入選
第40回 小学生の部

キーナの森のたからものたち

小島匠太

兵庫県
神戸大学附属小学校
小学校1年生

全体説明

ぼくは6歳です。どこにいくときも手に虫アミをもっています。とくにすきな昆虫はチョウです。3才から虫が好きになってしぜんやいきものを、手入れをしてまもっているひとたちとたくさん出会いました。その人たちはぼくにいろんなことをおしえてくれます。ぼくはドキドキワクワクしながらあつい日もさむい日も、かぞくや友だちと虫をさがしています。このコンクールをおしえてもらったとき、すぐに「キーナの森」をかこうと思いました。この2年間キーナの森になんかいきたのか、かぞえきれないけれど、いくたびにいろんな昆虫やしょくぶつやせいぶつとあえます。キーナの森はあるきやすいコンクリート道の「しゅえんろ」と、でこぼこのあるきにくい「かんさつえんろ」があります。そのふたつの道とそこで見つけた昆虫と見つけた日にちをかきました。チョウやほかの虫とあえることはすごくうれしいです。思い出しながらたのしくかきました。

観察ポイントごとの説明

<1 クリの花ポイント(6月9日ごろ)>
クリの花は虫がたくさん。アカシジミ、ミズイロオナガシジミ、一度しか見たことがないけどウラギンシジミ。それにルリシジミ、ヤマトシジミ、イシガケチョウ。クビアカトラカミキリ、ミドリカミキリ、エグリトラカミキリ、ハナムグリ、キボシツツハムシ。くる虫ねらいのアカサシガメやカマキリ。ヒメアシナガコガネはビーティングするとたくさんいるのに花と同じ色ですごくみつけにくい。

<2 クサギの花のポイント(8月19日ごろ)>
クサギの花はクリの花とおなじようににおいがつよいです。でもぜんぜんちがう昆虫がきます。モンキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、ホシホウジャク、クロホウジャクなどストローの長い虫がきゅうみつにやってきます。よく見るとクサギの花のかたちは花の下のぶぶんがほそながくて、かふんがおくふかくまである。ホシホウジャクは、からだはちいさいのにストローはとてもながかった。

<3 チョウたちのきゅうすいポイント>
くねくねと細いひかげ道をすすむといつもじめんがしめっているところがあります。そこにはよくモンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、イシガケチョウやウラギンシジミもじめんにきます。ぼくはそこをきゅうすいポイントとよんでいます。さんらんにくるトンボもいますが、そこではアミのつかいかたにはコツがいります。じめんのどろがつかないようにネットをもってつかまえるのです。

<4 じゅえきポイント>
なつは、じゅえきのでるコナラの木にルリタテハやサトキマダラヒカゲ、コクワガタやスジクワガタ、ノコギリクワガタ、ヨツボシケシキスイや、ヨツボシオオキスイや、カナブンがきます。そのねもとの丸太にはいろんな大きさのオオゴキブリがいてまるでかぞくにみえます。オオゴキブリはなかまではねをかみあうようでまだ1回しかカンペキなハネつきオオゴキブリは見つけたことがないです。

<5 ひかげポイント>
ここはササがいっぱいあってひかげになるじかんがながいばしょです。ササのアブラムシをたべるゴイシシジミにもあえます。白と黒の水玉もようのチョウなので小さくても目立ちます。ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、ジャノメチョウ、クロコノマチョウがいます。それぞれのポイントにそれぞれの虫がいて、すきなばしょがあるのでぼくはそれぞれのすきなかんきょうをしってまもってあげたいです。

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