応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
入選
第38回 小学生の部

ぜぜ本町じょう下町おさんぽマップ

毛利晃成

滋賀県
滋賀大学教育学部附属小学校
小学校2年生

全体説明

ぼくのいえの前には、びわこがあります。こがんぞいやぜぜじょうせき公園は、ぼくが赤ちゃんのときからのおさんぽコースです。夏休みのすずしいあさ、おかあさんとおにいちゃんとこがんをゆっくりおさんぽしていると、こいピンク色のぷつぷつしたなぞのぶっ体が、こがんの岩にいっぱいくっついているのをはっ見しました。ビックリしてはなれたけど、気になって近づいてかんさつしました。なにか分からなかったのでしらべてみると、スクリミンゴガイのたまごと分かりました。いつもよく通るみちだけどまだまだ知らない生きものがたくさんいるのかなと、もっと知りたいなと思ってしらべてみることにしました。つりをしている人に聞いてみたり、なきごえやにおいで気づくことがあったり、はっ見したことがいっぱいあって、じぶんのすむまちがもっとすきになりました。

観察ポイントごとの説明

<1.ぜぜじょう水じょう前>
こがんぞいのおさんぽは、けしきがよくて気もちがいい。空を見上げると、トンビも大きな羽を広げて気もちよさそうにとんでいる。びわこには、カモたちが気もちよさそうにプカプカうかんでいる。りくにあがってなかよくおさんぽしているカモたちもいてかわいい。びわこでつりをしている人もよく見る。つりをしている人になにがつれるのか聞いてみると、ブルーギルやブラックバスという魚がよくつれると教えてくれた。この魚たちやスクリミンゴガイのたまごは、がいらい生ぶつというもともといなかったところにつれてこられたり、やってきた生きものだそうだ。しらべてみると、びわこでもいろいろながいらい生ぶつがふえすぎてこまっていると知った。こがんぞいにおいてあるがいらい魚回しゅうボックスについてもよく分かった。大切なびわこをまもるためにぼくにもできることを、考えたりしらべたりしようと思った。

<2.ぜぜじょうせき公園>
お花や木、虫や鳥などの生きものがみんなしあわせそうにくらしている。はっぱのうらには、たくさんのケムシがくっついておとなになるのをまっている。水べでは、シマヘビがあわてて岩のかげにかくれた。青くてきれいなトンボたちは、気もちよさそうにとんでいる。公園のおそうじをしてくれている人もいて、生きものも人もあつまってくるみんなが大すきな公園だ。

<3.生がい学しゅうセンター>
しめった土の上をダンゴムシやアリがちょこちょこ歩いているのを見ていると、うすいむらさきの小さなチョウがひらひらとんできた。なんのチョウか知りたくておいかけたけどなかなかとまらない。だからそっと近づいてみたらハートのはっぱの黄色い花にとまった。とまったチョウは、白くて黒いつぶつぶのもようがついていた。またとぶとうすいむらさきに見えたのでふしぎに思った。

<4.ぜぜじん社>
生きものたちのひみつきちみたいなドキドキするばしょ。「ミーンミーン」「チュンチュン」と聞こえる中でときどき「デデッポッポー」となくこえが聞こえた。かわったなきごえだなと思ってしらべてみるとキジバトという鳥だった。オスがメスに「すきだよ」というのと、ほかの鳥に「ここはぼくのばしょだよ」というのをなきごえでつたえているらしい。

<5.さがみ川>
川ぞいを歩いていると、いいにおいがした。においの正体は、ピンクと白のかわいいクサギというお花だった。川の中には、コアユや川エビやアメンボがおよいでいて、そのまわりには、イトトンボやアシナガバチがとんでいた。さがみ川の水をさわってみると、つめたくて気もちよく、とうめいでとてもきれいだった。木からたくさんのキノコが生えていておどろいた。

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