応募期間

2024年6月1日 (土)~ 9月30日 (月)

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受賞作品一覧
佳作
第31回 小学生の部

平地の生き物観察路

古川 暖

北海道
松前町立岡田小学校
小学校5年生

全体説明

ぼくは今年の夏休みの自由研究に、近くの自然をたくさんあじわえる研究をしたいと思い、このコンクールに応ぼしました。場所は愛媛県、伊予郡松前町の自分の住んでいる西古泉という地区です。今はエミフルMASAKIがたち、観光客でにぎわい、いなかというイメージも少しずつ消えてしまっているけど、そんな中でも自由に暮らして生きていく生き物たちがいるということなども知ってもらいたかったし、自然とふれあいたいと自分でも思ったからです。

まずは、自分の家から観察しました。家は木でできていて、五年ぐらいもたったけど、見るとビックリする生きものもたくさんいました。ジャコウアゲハもその中の一つです。それから西古泉で言うとみなみにあるおじいちゃんの田んぼに行きました。今度ぼく達が住む家です。そこには「おほり」というものがあって、水の中でくらす生き物がたくさん見られました。次は、少し北にもどって、東につづく道にある水路です。昨年はんがさ1メートルほどもある田うなぎをとりました。その水路の横の道は、お父さんが仕事に行くとき、駅に続く道でどじょうなどもいるようです。この時はメダカしかつかまえることができなかったけど、約百匹はいました。そして少し遠回りして北西にある玉生神社に行きました。セミが四種類ほどいました。それからずっと南に行き、家の手前の西側にある、あいがものいる田んぼに行きました。あいがもを育てている人は、口笛でよびよせているようです。

観察ポイントごとの説明

① 家には、クワガタ、カブトムシ、ジャコウアゲハ、カナブンなどがいます。特に、今の家には25本ぐらいの気があり、自分が植えたミカンの木は、高さ1mほどにもなっています。中でもかきの木は毎年たくさんの実をみのらせています。ドングリの木にはクワガタやカブトムシ、カナブンがいて、弟が毎日とりに行っています。ジャコウアゲハはこの辺りではめずらしいようです。

 

② おじいちゃんの畑には水の中で生きる生き物がたくさんいます。そこは草がしげっているけど農薬はまいていません。そのほうが自然に外を加えることがないからです。おほりの水はにごっていて、時々、「きたないな」と思うけど、そのほうが生き物たちにとって幸せなのだということも感じることができました。

 

③ 近くの水路にはメダカがたくさんいました。メダカのつかまえ方で少し工夫したところは、あみを水にしずめておき、メダカがきたしゅん間にもち上げるという事です。そうすると、一気にたくさんとることができました。去年はこの道を通って仕事に行くお父さんから電話があって、「田うなぎがいるからバケツとアミを持っておいで」と聞き、田うなぎをつかまえることもできました。

 

④ 玉生神社には、アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシなどのセミがいました。特に、アブラゼミは反のうが早いので、つかまえ方にも工夫していきたいです。それになんという木にどれぐらいたくさんのセミがくるかも調べてみたいと思います。そして少しおどろいたこどはセミはオスしかなかないようでにわとりと同じようです。

 

⑤ それから家の前のアイガモの田んぼに言って気付いたことは、アイガモをよぶ時に口笛で集めていることです。ぼくも早く口笛がうまくなって、アイガモを集めることができるようになりたいです。それにアイガモの田んぼのいいところは、アイガモが田んぼのざっ草を食べてくれるので農薬が必要ないし、そのアイガモの肉も食べられるから、自然をきずつけないですむということも知りました。

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